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巨人・ブリンソン遅すぎた二軍落ち ミス連発でも起用し続けた原監督の責任、過去にフランシスコはすぐ見切りをつけたのになぜ?

ブリンソン劇場がついに終幕か

ブリンソン劇場がついに終幕か

 ミスを連発してきた巨人のブリンソンが9月2日、ついに二軍落ちした。前日のDeNA戦では、4回2死一塁で桑原将志のセンターへの大きな打球を背走しながらキャッチするかと思われたが、グラブに当てて落球。記録は二塁打となり、先発投手の戸郷翔征に自責点がついた。

「戸郷がマウンド上で呆れたような表情をしていました。ナイスガイの彼が顔に出すなんて珍しいですよ。ブリンソンは今まで考えられないミスを繰り返してきたから、『またか……』という心境だったのでしょう。これで原辰徳監督もブリンソンに見切りをつけたと思います。しかし、あまりにも遅すぎる印象です」(プロ野球担当記者。以下同)

 今季、巨人と1年契約を結んだブリンソンは開幕からセンターでスタメン出場。4月4日のDeNA戦で5打数5安打を放ったり、5月3日のヤクルト戦で逆転3ランを含む2本塁打を打ったりと、時折その打棒は大爆発している。一方、アウトカウントを間違えて走塁ミスをしたり、ホームランと確信して歩いたもののスタンドに届かず単打に終わったりと、信じられないミスも連発してきた。

「過去にこれほどまでボーンヘッドを繰り返す選手は記憶にありません。例えば、“巨人史上最高の助っ人”と呼ばれるクロマティは1987年の日本シリーズ第6戦、2回にセンターフライをキャッチしたものの二塁走者の清原和博にホームインを許した。同じ試合の8回にはセンター前ヒットで一塁走者の辻発彦にホームインを許す緩慢プレーをしました。

 しかし、シーズン通してこうしたミスが目立ったわけではない。守備範囲も広くないし、肩が強いわけでもないですが、普通のプレーを普通にこなしていました。クロマティはこの年、打率3割、28本塁打、92打点です。日本シリーズでのミスは痛かったですが、彼がいなければ優勝できなかったでしょう」

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