新たな社長が検討された段階では事務所の経営に携わる幹部候補として、東山以外にも複数のタレントの名前があがった。
「中でも有力視されていたのがJr.を積極的に指導し、プロデューサーとしても高く評価される嵐の松本潤さん(40才)です。他事務所では、同年代の小栗旬さん(40才)が社長になった例もあり、変革をアピールするためにも若い松本さんを社長に推す声が内部にもありました。しかし、いまのジャニーズにとっては被害者や社会的責任と向き合うことが喫緊の課題。松本さんに重責を背負わせるのはあまりにも酷で、東山さんが引き受けた理由には後輩たちに苦労をかけたくない思いもあったのでしょう」(芸能リポーター)
40年以上、ジャニーズに籍を置き、所属タレントの中でもっともジャニー氏やジュリー氏に近い存在だった東山の社長就任には、当然、厳しい視線も向けられる。
「ジャニーさんの性加害をどこまで把握していたかなど、一連の問題に対する明確な説明は必須でしょう。
関連会社が10社以上あるジャニーズ事務所は一時、年間売上高が1000億円を超えたと報じられました。東山さんが社長になると言ってもすべての権利を引き継ぐわけではなく、オーナーや株主は誰なのか、また被害者への賠償問題にどう対応するかについても問われることになりそうです」(芸能関係者)
7日発売の『女性セブン』では、激震が走っているジャニーズ事務所の今後について7ページにわたって詳報。「東の嵐」「西の関ジャニ∞」が率いる新社長による新体制、退所者が相次ぐ中で注目される木村拓哉、堂本光一の動向、ジャニーズJr.たちのメンタルケアを行う山田涼介、菊池風磨の動きなどについて報じている。