芸能

【ジャニーズ会見までの舞台裏】東山紀之社長決定までに何があったのか?外資から「買いたい」打診も 一時浮上していた「松本潤社長」計画

社長に就くと見られる東山紀之。ボクシングで心と体を鍛える(2023年8月)

社長に就くと見られる東山紀之。ボクシングで心と体を鍛える(2023年9月)

 ジャニー喜多川前社長の性加害問題で本日9月7日、ジャニーズ事務所が会見を行う。東山紀之(56才)の社長就任が発表されるとみられている。1962年の創業以来、同族経営を貫いたジャニーズ事務所で史上初のタレント社長が経営トップに就く。
 
 8月29日、ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が調査結果報告書に関する会見を行った。そこで明らかにされたのはジャニー喜多川前社長(享年87)が1950年代から2010年代半ばにわたって性加害を行ってきたことの事実認定であり、再発防止策として提言されたのは「藤島ジュリー景子社長(57才)の辞任」だった。調査結果を受けてジャニーズ事務所は9月7日に会見を行うことを発表。その会見でジュリー氏の辞任と、新社長の就任が発表され、今後の対応などについての説明があるとみられる。

「今年3月に英BBCがジャニーさんの性加害問題を追及し、元所属タレントによる実名告発が相次ぐと、ジャニーズ事務所は厳しい批判にさらされました。ジュリーさんはジャニーさんの性加害を『知らなかった』と釈明したが、急場しのぎの説明と捉えられ、状況は一層悪化したのです」(テレビ局関係者)

 ジュリー氏はこの時点で、すでに社長の座を降りる意向を固めていたという。

 ジャニー氏がジャニーズ事務所を創業したのは1962年。以来、長年にわたって同族経営を続けてきたオーナー企業において後任選びは難航を極めた。

「当初は外部からプロ経営者を招聘する案もあったが、何人かに断られたそうです。ジャニーさんの性加害問題は日本のみならず世界各国で報じられ、外部の企業が介入するにはリスクが大きすぎる。米国や韓国の芸能事務所から会社を買いたいという打診もあったそうですが、ジュリーさんにその選択肢はなかった。

 外資に売れば、これまでにジャニーズが培ってきたエンタメの文化が消え、Jr.や所属タレントがバラバラになってしまう恐れがあるからです」(前出・テレビ局関係者)

 候補として真っ先に名前があがったのは所属タレントの中でも最年長で“ジャニーズの長男”と呼ばれる東山だった。
 
 東山はキャスターを務める報道番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に生出演したが、「今日の段階ではこれ以上のコメントを控えさせていただきます」と語るにとどまった。

「この日の時点で東山さんの社長就任は内定していたといいます。副社長以下の人事に関しても当然把握していたはず。9月7日の会見で思いのすべてを明かす意向で、それまでは沈黙を守るつもりなのでしょう」(テレビ朝日関係者)

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン