ただ、そうした思いを海づくり大会の場で述べられることはないだろう。
「処理水の問題は政治色があまりに強すぎるからです。宮内庁幹部が“拝察”して語ることすらこの問題については非常に難しい。特に元外交官である雅子さまは、国際社会の反応についても正確に把握されています。いまはご自分たちに何ができるか、ご夫妻、そして愛子さまも交えてきっと話し合いをされていることでしょう」(前出・宮内庁関係者)
これまでも行動で被災地に寄り添う姿勢を見せてこられた両陛下。おふたりが被災地に注がれる思いは、東日本大震災から12年が過ぎたいまもずっと変わらない。
※女性セブン2023年9月21日号