アイドルグループFolder5のメインボーカルとして、活躍したAKINAさん。現在はソロ活動として活躍している。小学校から沖縄と東京を往復していた芸能生活や、今年結婚10周年を迎えた、夫・ビビる大木さんとの結婚生活など、赤裸々に語ってくれた。
──「Folder」「Folder5」そしてソロと、3度のデビューを経験しているAKINAさん。それぞれ、どんな経緯でデビューが決まったのですか?
AKINA:小学校高学年になったのを機に、「沖縄アクターズスクール」に通い始めたのがきっかけでした。私はアムロさん(安室奈美恵さん)に憧れて、ただただ、あんなふうに歌って踊れたら楽しいだろうなという思いでスクールのオーディションに参加したんです。当時は習いごとの一環としてスクールに通う子も多くて、私もそんな感覚でした。それが1年ほどたって6年生になったころ、「デビューが決まったよ」って。あまり実感がないまま、沖縄と東京の往復生活が始まりました。みんな小学生だったけれど親がその都度付き添うわけにもいかないから、航空会社のキッズサポートサービスを利用して、子どもたちだけで移動していたんですよ。CAさんにはお世話になりっぱなしでした。
──あの頃は、みんなキッズだったのですね。
AKINA:そう、本当に子供でした。悪いことしたら、すぐ沖縄に帰されちゃうと思っていたので……(笑い)。そのおかげか(?)、はめをはずすことなく今に至っています。しばらくして、ボーカルのDAICHI(現・三浦大知)の変声期を機に「Folder」は終了することに。その後、私がメインボーカルを務める「Folder5」として再出発しました。