「今年2月28日、東京地裁は所属事務所社長らへの名誉毀損の成立を認める判決を下しました。遺族側の弁護士の1人である望月宣武氏は、SNSでの発言によって社長個人への名誉毀損が成立したと名指しで認定された。望月氏は控訴をしましたが棄却され、その後上告したものの取り下げたことにより、敗訴が確定しました。彼は、メディア対応をしたりと、弁護団の中でも中心人物だったとみられています」(前出・社会部記者)
望月弁護士が所属する法律事務所の公式HPによると彼は静岡県出身。東京大学法学部から北海道大学大学院を経て2006年に司法試験に合格したという。2018年に女優の小嶺麗奈(43才)が薬物事案で逮捕された際に代理人弁護士を務めたほか、2020年に元交際相手へのDVや中絶などのトラブルが取り沙汰されて所属事務所を解雇された俳優の小澤廉(30才)の代理人も短期間ながら務めたようだ。
「X (旧Twitter)のアカウントでは、一般人のツイートを引用して論評することもあるなど積極的な発言ぶりが目立ちます。愛の葉Girlsの件でも、進行中の裁判に関するツイートを繰り返していた。確定した判決文によれば、“事務所社長が記者に対して嘘をついた”という内容のツイートなど、複数の発言が名誉毀損であると認定されています」(前出・社会部記者)
残る8者の被告は最高裁に上告したままで、今後の展開が注視される。