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肌の保湿力をアップさせ、美容成分も浸透しやすくなる「蒸しタオルエステ」の手順とコツ

メイクを落とし

蒸しタオルエステのコツとは?

 夏の日差しによるダメージを受けて1年の中でも最も肌老化が進みやすいこの季節、日焼けと乾燥に悩む肌を救うのは“保湿”だ。昔からなじみのある方法ながら、肌の底力を上げてくれるのが“蒸しタオルケア”。最高の保湿力を実感してほしい。

 54才にして肌年齢20代という皮膚科医の宇井千穂さんが推奨する「蒸しタオルエステ」。タオルのスチーム効果で毛細血管の血流をよくし、肌の新陳代謝を上げて、ターンオーバーの活性化が期待できる、簡単かつ効果の高いケアだ。

「毛穴も開き、より深い部分の汚れも無理なく落とせます。美容成分の浸透率も高まるので、その後シートマスクを行うと保湿力もアップします」(以下・宇井さん)

蒸しタオルエステの効果

蒸しタオルエステの効果

●蒸しタオルエステの効果
・肌の水分量を適正に保ち、乾燥による肌ダメージを回復
・毛穴の汚れを除去
・肌のターンオーバーを活性化(アンチエイジング効果)
・血行やリンパの流れを促進し、新陳代謝アップ
・くすみが取れて肌が明るく
・むくみの改善

蒸しタオルエステの手順

【1】まずはメイク落とし

 メイクを落とし、肌をニュートラルな状態に整えておく。「洗顔は、欲しい効果に応じて蒸しタオルエステの前後に行います」。

【2】洗面器に45℃の湯を入れる

人肌よりも少し熱いくらい

人肌よりも少し熱いくらい

 洗面器に、風呂の温度よりもやや熱めの湯をたっぷりと入れる。「45℃は、顔にタオルをのせたとき、“温かくて気持ちいい”と思える温度。やけどにはくれぐれも注意を」。

【3】タオルを浸して軽く絞る

軽く絞る

軽く絞る

 タオルを湯に浸し、湯がたれてこない程度に軽く絞る。「きつく絞りすぎるとスチーム効果が半減するので、水分を程よく含んでいる状態を保って」。

・電子レンジを使う場合

500~600Wで30~60秒ほど

500~600Wで30~60秒ほど

 水で濡らし、たれてこない程度に絞ったタオルを、500~600Wで30~60秒ほど温める。その後、両手で軽く振りさばいて余分な蒸気の熱を飛ばす。

【4】タオルを立てに三つ折りにする

3つに折る

3つに折る

 タオルを広げ、縦に3つに折る。「タオルの温度を長く保つのは、適度な厚みのある三つ折りがベスト。これ以上細く折ると、顔全体を覆えなくなるので注意」。

【5】タオルを顔に折りたたみながらのせる

折りたたみながらのせる

折りたたみながら

顔にのせる

顔にのせる

このまま2~3分キープ

このまま2~3分キープ

 仰向けに寝て、タオルの中心を鼻下に合わせてあごにのせる。続いて、鼻の部分に三角に穴が開くように左右から折りたたむようにのせて顔全体を覆う。2~3分そのままのせる。

【6】 【3】~【5】を2~3回繰り返す
 タオルの温度が冷めてきたら終わりの合図。「これをもう2~3サイクル繰り返すと、より効果的。また、目のまわりを重点的に温めると、眼精疲労がやわらぎ、クマの解消も期待できます」。

【Finish】間髪入れずに仕上げケアを

即保湿

即保湿

 蒸しタオルエステ後の肌は乾燥しやすい状態にあるので、即保湿ケアが必要。その後洗顔を行う場合も、すぐにいつものケアを行って水分が蒸発しないよう「ふた」をすること。

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