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とんかつ「ロース」と「ヒレ」の違い、ヘルシーなのは?カロリー差は? 8つの部位を食べ比べる

「ロース」や「ヒレ」など、部位によって何が違う?

「ロース」や「ヒレ」など、部位によって何が違う?

 いまや日本人の国民食ともいえる“とんかつ”だが、とんかつ店でどちらを選ぶか悩むのが「ロースかヒレか」。ロースは豚の背中部分にあり、豚の脂の甘味や赤身の旨味を堪能できる部位。ヒレは脂身が少なく、柔らかな赤身の食感と味わいを楽しめる。

 疲労回復などに役立つビタミンB1が100g中に含まれる量をみると、ロース0.77ミリグラム、ヒレ1.32ミリグラム。飽和脂肪酸はロース8.97グラム、ヒレ1.29グラムで、ヒレのほうがヘルシーと言える。

 エネルギーはロース275キロカロリーに対し、ヒレは118キロカロリーと「生肉」に関しては低カロリーだが、「とんかつ」となると赤身のヒレは揚げ油を吸うため、意外にも両者の総カロリーはさほど差がなくなる。健康を気遣うなら、部位よりも良質な揚げ油を使っているかに着目した店選びもおすすめだ。

8つの部位を食べ比べ

 豚肉をほとんど余すことなく食せる「食べ比べコース」がある「とんかつ ひなた」(新宿区高田馬場)で、8つの部位を食べ比べた。

(1)リブロース:とんかつにおける最高級部位。脂の旨味をしっかり味わえる。脂身もサシも豊富

リブロース

リブロース

リブロース:とんかつにおける最高級部位。脂の旨味をしっかり味わえる。脂身もサシも豊富

リブロース:とんかつにおける最高級部位。脂の旨味をしっかり味わえる。脂身もサシも豊富

(2)ロース:とんかつの代名詞的な存在で、適度な脂肪ときめ細かな赤身が特徴

ロース

ロース

ロース:とんかつの代名詞的な存在で、適度な脂肪ときめ細かな赤身が特徴

ロース:とんかつの代名詞的な存在で、適度な脂肪ときめ細かな赤身が特徴

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