なみなみと注がれたグラスを片手に、談笑するタモリ(78才)、江口洋介(55才)、そしてプロバスケットボール選手の渡邊雄太(28才)。これは、現在放送されている『本麒麟』のCMの様子だ。バスケW杯の熱狂も記憶に新しいが、なぜかそのCMを目にした人からは、「大谷さんありがとう!」の大合唱なのだという。
当該CMは、今年8月21日に放送が始まった。印象的な真っ赤な背景に、スーツでキメた3人はグラスを傾けながら笑顔で会話している。
「渡邊選手の横にあるテーブルの上に、バスケットボールが置かれているのも一瞬映っています。ただCMのメインは3人がおいしそうに『本麒麟』を飲むところ。口元がグラスで隠れることがあるうえ、共演がタモリさんと江口さんという大物ですから、2人にもスポットライトがちゃんといくようにしてあります。必然、渡邊選手の顔が映っている時間は短くなります」(広告代理店関係者)
すると、渡邊を「大谷翔平と見間違える」人が続出したのだ。
「大谷選手はアルコールをほとんど飲まないはずなのに、なんで『本麒麟』のCMに出ているんだろうと驚きました。とてもおいしそうに飲む大谷選手のレアな姿が見られたのがうれしかったです」(30代女性)
「大谷さんをCMに起用するとなると、とんでもない額のお金がかかるに決まっていますから、さすがは天下のビールメーカー!と見間違えてしまいました。背景が赤だったので、大谷さんが所属するロサンゼルス・エンゼルスを連想してしまい、大谷さんが出演していると思い込んでいました」(40代男性)