久しぶりに「あの男」が帰ってきた。2017年10月から米国に活動拠点を移したお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(45)が10月6日、自身のSNSで「I’m back JPJPJPJP」と日本に帰国したことを報告。コロナ禍などの影響もあり、帰国するのは実に6年ぶり。SNSのコメント欄は〈YOUは何しにニッポンヘ!?〉など帰国を喜ぶファンの投稿で盛り上がった。
日本に帰国した綾部は、ファッション通としても知られるだけに早速、東京・原宿にあるラフォーレ原宿をバックに記念撮影。さらに後輩芸人のゆりやんレトリィバァ(32)にばったり遭遇したようで、2ショット写真をアップしていた。ファンが注目しているのは相方で、小説『火花』で芥川賞を受賞した又吉直樹(43)とのセッション。今年はコンビ結成20年の節目とあって、今月15日には久しぶりにトークライブ「ピーストークライブ ~本とアメリカ~」を行なうことを発表している。
「粗品と綾部のセットは絶対おもろい」
SNSを更新した6日の夜、帰国したての綾部の姿が、東京・目黒区の雑居ビルのなかにひっそりと佇む小さな焼き肉店にあった──。綾部は店のドアを開けると、「遅れてすみません!」と体を少しかがめて小走りに奥の席に向かう。
「おぉ~、来た、来た、来ましたよ!おかえり!」
そう満面の笑みで嬉しそうに綾部を迎えたのは、お笑い芸人・千鳥のノブ(43)。先に後輩芸人とおぼしき男性と2人で飲み始めていたノブが、約束のお相手だった。2人はプライベートでも親しい間柄。渡米した当初はノブが綾部のInstagramに鋭いツッコミを入れることが話題になり、ファンの間では「ノブ待ち」なる言葉が生まれたほど。今回は帰国した綾部を本人が“ノブ待ち”していたようだ。
久しぶりの再会に積もる話もあるようで、大盛り上がりの様子。話題はいまの日本のお笑い界の話にも及んだという。その店に同席していた客が言う。
「ノブさんがもう1人の後輩男性と霜降り明星さんの話をしていたら、綾部さんが『すみません、どういう人たちですか?』とちょっと困っていて。ノブさんは『そうか、綾部は霜降り知らんのか!』と久しぶりの帰国で“浦島太郎状態”になっていることをイジっていました。ノブさんは、霜降りさんと綾部さんは似ているという話を始めて、『粗品と綾部のセットは絶対おもろい!』『俺からすると芸人界の二大とっぽいヤツやから』と熱弁していました」
旧友との再会に盛り上がった夜。単身渡米した勇気あるコメディアンは、久しぶりに日本で過ごす夜を楽しんでいたようだ。