花田光司氏(元横綱・貴乃花)が10代の頃に交際していた「初恋の人」と51歳での再婚を発表。笑顔でインタビューに応じる姿を、かつての“家族”はどう見たのか──。
貴乃花には最初の結婚により、自ら築いた家族がある。景子元夫人との間には長男と長女、次女が生まれた。なかでも長男で靴職人の優一氏(28)は、父・貴乃花と互いに非難を応酬する「勘当騒動」を経て、今も絶縁状態にあるとされる。
そんな父の再婚を優一氏はどう見ているのか。直撃すると、「僕から言うことはあまりないのですが……」と前置きした上で、こう話し始めた。
「もう数年来、父とは連絡を取っていませんし、再婚の報告は受けていません。僕は報道が出た日にマスコミの方からの連絡で知りました。その日はちょうど僕の誕生日で、“すごいプレゼントをくれる人だな”と驚いて笑ってしまいました(笑)。
父は家事をするイメージがないから息子としては生活面が気になっていましたが、支えてくれる相手がいるとわかって安心しています」
再婚発表時、取材に応える貴乃花の写真を見て、優一氏はある思いにとらわれたと打ち明ける。
「久しぶりに自然な笑顔に見えました。新しい奥様に心を許しているのだと思います。すごく若い頃に父の側にいた方のようなので、父がその後の人生で凝り固めてしまった部分を溶かし、正しい道に導いてくれるのではないかと勝手に考えています。お相手のことはよく知りませんが、温かな家庭を築いてほしいですね」
それぞれが新たな道を踏み出している花田家。一家の物語はなおも続く。
※週刊ポスト2023年10月20日号