ジャニー喜多川氏の性加害問題で、その動向が相次いで報じられているのが木村拓哉(50才)だ。
所属タレントたちは出演作の変更や、CM企業の“撤退”による降板などの大きな影響を受けた。そんな中で『週刊文春』(2023年10月12日号)が報じたのが、《キムタク裏切りのジャニーズ脱出》と題した木村の“独立”報道だった。
「記事によると、木村さんはジャニーズの社名を変更することに強く反対していたといいます。来春放送予定だった主演ドラマ『教場』(フジテレビ系)の制作が延期された理由も木村さんがストップをかけたことが原因で、事務所の対応に納得できない木村さんは独立を画策。妻の工藤静香さん(53才)も水面下で動いているという内容でした」(スポーツ紙記者)
10月2日の会見でジャニーズ事務所は被害者救済と補償を終えた後で廃業することを発表した。今後、所属タレントは東山が社長を務める新会社とエージェント契約を結ぶか、独立や移籍を選ぶことになる。
「元V6の岡田准一さん(42才)が会見終了後にいち早く退所を発表したように、今後の活動についての選択はタレント個人の判断に委ねられています。たしかに、問題発覚以降、木村さんには退所説や独立説が根強くささやかれ、SMAP再結成の待望論まで巻き起こっていました。しかし、現段階で木村さんに独立する意思はなく“裏切り”報道には困惑しているといいます」(テレビ局関係者)
木村の独立が報じられた直後、ジャニーズ事務所は異例の声明文を発表した。
《弊社所属タレント木村拓哉に関し、「社名変更が決まっても“なんで変えるんだ!”と抵抗して納得していない」などといった記事や、「ドラマの撮影について“今はそのタイミングじゃない”とモチベーションが上がらないことを理由としてストップをかけた」などといった記事が掲載されておりますが、そこで書かれている内容は全て事実無根です》
その声明の中で、木村がかねて新会社とのエージェント契約に向けて準備を進めていることも明かされた。
「木村さんは、東山さんと藤島ジュリー景子前社長(57才)が9月の会見前に開いた食事会に、井ノ原快彦さん(47才)や国分太一さん(49才)と共に参加していました。東山さんから不退転の覚悟を打ち明けられた木村さんは、その場で身の振り方を決めたそうです」(芸能関係者)
発売中の『女性セブン』では、事務所の窮地に「逃げない」という木村の思い、これまでにもあった木村の独立説の真相などについて詳報している。