この人の美貌は、本当に全く変わらない。9月末に都内で行われた資生堂の美容液『アルティミューン』のリニューアル記念イベント。女優の長澤まさみ(36才)は、上半身のボディーラインが浮き出る、ブランドカラーの真っ赤なオフショルドレスで登場すると、会場の報道陣からは、思わずどよめきが起きた。
そして、帰りの車に乗る瞬間。一転して、カーキー色のブラウスにアイボリーのパンツと、ゆったりした姿に着替えていた。それでも、小顔の8頭身ボディーはステージ上と全く同じ。ある芸能関係者は、「この移動の際は、私服ではなく衣装だったようですね。長澤さんにしては、珍しいカジュアルなスタイルでしたが、それでもスレンダーな体が際立っていて、銀座の街中でもかなり目立っていましたよ。きれいなだけの女優さんは大勢いらっしゃるけど、小顔で女性らしい曲線のシルエットも備えているのは、ダントツで長澤さん」と太鼓判を押した。
これでデビューから23年ものキャリアの持ち主なのだから、驚異の一言だ。
仕事でも、相変わらず最前線を走り続ける。大作だけなく、小さくても良質な作品にも自分の審美眼で選んで、いくつも出演。大衆にも玄人にも高い評価を得続けているのが、長澤の最大の強みである。
「昨年は、好評を博したNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のナレーターに加えて、4年ぶりの主演の連続ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)では、橋田賞やギャラクシー賞などを受賞。今年3月公開の映画『ロストケア』の芝居は、早くも今年度の各映画賞の有力候補に挙がっています。今も文句のつけようのない仕事ぶりです」(テレビ局関係者)