10月19日、『文春オンライン』で広島カープの中村奨成選手(24)が既婚者女性A子と肉体関係を持ち、女性の夫とトラブルになっていたことが報じられた。
中村を巡っては昨年10月にSNSで出会った女性を妊娠させ、〈だからおろすしかないじゃん〉と中絶を迫ったことが報じられ世間の耳目を集めていた。そんな状況下での“1年ぶり”のスキャンダルに、スポーツ紙記者はこう言う。
「前回のスキャンダルがあった後は、坊主頭にするなど表向きは反省しているように見えましたが、結局はこうなってしまった。明らかに野球より目の前の“遊び”に気が散ってしまっている。
中村は母子家庭育ちで、『母親を楽させたい』『負担をかけたくない』という理由から大学進学ではなく高卒ですぐにプロに入団しましたが、結果的にはプロ野球という華々しい世界に溺れてしまったのでしょう」
中村は地元・広島の広陵高校出身で、2017年夏の甲子園では一大会の個人最多本塁打を記録。一躍プロ注目の選手となったが、名将として名高い中井哲之監督は人間としてさらなる成長をするために、高卒即プロではなく「大学進学すべき」という考え方の持ち主として知られている。
プロ入り後は、捕手としてのほか出場機会を求めて外野手にもチャレンジしているが、一軍の壁は厚く、プロ通算4年でまだ88試合の出場に留まり、レギュラーには定着できていない。そんななかで起きた2度目のスキャンダルに、前出のスポーツ紙の記者たちはこんな話題で盛り上がったのだという。
「中村がプロに入ってから打ったホームランはたったの2本。そして、今回の不倫騒動でスキャンダルも2回目です。記者たちの間では“スキャンダル数がホームランに追いついた”と冷ややかな声が上がっていますよ。今後、契約が続くかも怪しいなかで、今回のスキャンダルは本人のキャリアにも影響を与えそうです」(前出・スポーツ紙記者)
甲子園のスターとして地元球団にドラフト1位で入団した“スター候補生”の話題が、本業での活躍ではなくスキャンダルばかりというのは何とも寂しい。広島では昨年、松本竜也投手(24)が妻帯者でありながら別の女性と親密な関係にあると報じられた。これからのカープには本来、彼らのような若手の奮起が求められているはずだ。