国内

【全文公開】「愛子天皇」実現に向け、来春が最後のチャンス 支持率低下の岸田首相が繰り出した「皇室改革」の奇策

ユーモアにあふれたご一家は、笑顔が絶えない(8月、東京・港区。写真/JMPA)

岸田首相はどう動く(8月、東京・港区。写真/JMPA)

 このままではそう遠くないうちに皇統が途絶えるかもしれない──可能性には思い至れど、悠仁さまのご誕生以降、安定的な皇位継承をめぐる問題を積極的に扱った政治家はいなかった。しかし、人生の岐路に立たれている愛子さまと、岸田文雄首相の思惑が数奇にも重なり、議論が急展開を迎えている。

 天皇家の長女・愛子さまは、シャンパンゴールドのスカートスーツをお召しになっていた。パールのイヤリングとネックレスが、照明を受けてきらりと輝く。そのお姿は、皇后雅子さまを彷彿とさせた。

 愛子さまは10月22日、天皇陛下とおふたりで皇居の宮内庁楽部にて雅楽を鑑賞された。宮内庁楽部の楽師が演奏する雅楽は、ユネスコの無形文化遺産に登録されており、毎年、春と秋に定期演奏会が開催される。今回は5年ぶりに入場者の一般公募が行われた。

「愛子さまは大学で日本の伝統芸能の授業を選択されているそうで、“楽しみにしていました”と話されていました。会場では、説明役に熱心に質問を重ねられ、終演後には、“前回よりもお客さんがたくさん入ってよかったですね”と関係者をねぎらわれたそうです」(宮内庁関係者)

 愛子さまは、雅楽演奏会に3回連続で足を運ばれたという。背景には、日本の伝統文化への尽きぬご興味があるのかもしれない。愛子さまは現在、学習院大学文学部日本語日本文学科の4年生だ。目下、卒業論文に取り組まれている。

「成年に際する会見で、ご興味のある分野は“『源氏物語』などの平安時代の文学・物語作品をはじめとした古典文学”だと明かされました。卒業論文も、おそらくその方面を扱われるのでしょう」(皇室記者)

 愛子さまの同級生たちといえば、就職や大学院進学、あるいは留学など、来春の卒業後の将来を見据えた決断をすでに終えている時期だ。しかし、愛子さまの場合は、すぐ先の将来のお立場さえ不透明であり、しかもそれは、ご自身の意思で決めることができない。秋の空のように澄んで晴れやかな様子の同級生をご覧になり、愛子さまの胸に去来する思いは──。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン