《来年からリフレッシュのためのお休みをいただくことに致しました》──昨年末のNHK紅白歌合戦のステージを最後に、歌手活動を無期限休止している氷川きよし。それ以来、SNSを含めて公の場に姿を見せることはなく、復帰の時期も発表されていない。歌の世界から距離をおき、46歳となった氷川の姿は意外な場所にあった。
福岡出身の氷川は、2000年に『箱根八里の半次郎』でデビュー。演歌歌手ながら22歳という若さとビジュアル系男性アイドルのような甘いルックスで注目を集め、2000年から昨年までNHK紅白歌合戦に23年連続出場を続けている。
「長年、“演歌界のプリンス”として歩んできた氷川さんでしたが、40代になって雰囲気がガラッと変わりました。2年前にはウェブメディアのインタビューで『自分らしく生きたい』と語り、髪を伸ばしてメークを施し、容姿が一変してファンを驚かせました。2019年末には自らの呼び名を『きよし』から『Kiina(キーナ)』と名乗っています」(スポーツ紙記者)
活動休止から1年、氷川の近況は聞こえてこない。今年4月の新CM放送の際は、『自分の表現の幅みたいなものを広げられたらなと思っています。外国が好きなので、外国でいろいろなことにチャレンジしてみたい』と、コメントを残していた。だが最近、そんな“海外志向”の氷川を目撃したという人は、その時の様子を次のように語る。