本格的な冬の寒さが到来し始めた11月下旬、都内のおしゃれなビストロでは一足早い忘年会が開かれていた。
「忘年会も兼ねた大河ドラマの打ち上げでした。松本さんは多くのスタッフや出演者に囲まれ、慰労されていましたよ。でも、ふとした瞬間、“大変なんだよねぇ”と真顔でこぼしていて。大河はすでにクランクアップしたけど、もうひとつの問題が厄介すぎるんでしょうね」(NHK関係者)
12月17日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ『どうする家康』。主演の松本潤(40才)は、1年以上にわたって座長を務め上げたが、これでほっと一安心とはいかないようだ。松本と嵐にとっての“本当の戦”はこれから始まる。
「大河のクライマックスの舞台は、『大坂・冬の陣』と『夏の陣』ですが、家康と同じくこの冬、松本さんにも大きな闘いが待っています。最近は、大量のお弁当を買い込んで事務所を訪れていました。連日、“嵐の今後”について話し合いが続いているようです」(芸能関係者)
目下、旧ジャニーズ事務所の所属タレントたちは、間もなく発足する新会社とエージェント契約を締結するか否かが注目されているが、嵐にはほかのグループとは異なる事情がある。
「Snow ManやHey! Say! Jump、King & Princeが大晦日に生配信ライブやコンサートを実施すると続々と発表しています。カウントダウンコンサート(カウコン)がないぶん、独自の年越し企画はファンにとっては朗報ですよね。ただ、嵐は2020年の大晦日を最後に活動休止中。ファンが喜ぶニュースを届けるのは難しい立場にあります」(別の芸能関係者)
ここ数か月、嵐は水面下でさまざまな攻防戦を繰り広げていたようだ。
「2024年に結成25周年を迎えるので、再結成のライブを行うために東京ドームを押さえていたと報じられましたが、ジャニー喜多川氏を巡る性加害問題の影響もあり、計画は頓挫してしまったそうです。さらに二宮和也さん(40才)が事務所を退所、個人事務所を設立したことも問題を複雑化させています。
二宮さんは嵐が活動再開した際には、メンバーとして一緒に活動する意向を示していますが、いまはまったく予定を立てられる状況ではありません」(前出・芸能関係者)