2017年の写真集を最後に「グラビアはもういいかな」とスイカップを封印してきた古瀬絵理さん。再び心に火をつけたのは、女性グラビアプロデューサーによる出演依頼だった。
「これまで男性ばかりの現場だったので、女性がプロデュースしてくれたら、どんな自分を見つけられるかなとワクワクして。45歳になって新しい自分と出会えるなんて想像もしていませんでした」
用意された衣装を見たときは「ちょっとハードかな」と尻込みしたというが、
「写真が切り取り方で変わるのはわかっていたので、スタッフの皆さんの意見に身を任せてみようと心を決めました。特にこのページの写真は胸も背中もきれいに、かっこよく撮っていただけました」
ド迫力のスイカップはいまだ健在だ。
「もちろん『昔はもうちょっと張りがあったよね』と思うのはファンの方も私自身も一緒。でも、成熟した柔らかさも表現できているはず。皆さんと同じように年を重ねた私を見ていただきたいです」
【プロフィール】
古瀬絵理(ふるせ・えり)/1978年2月8日生まれ、山形県出身。NHK山形放送局で契約キャスターとして活躍し、2004年にフリーに。2006年にグラビア初挑戦。野菜ソムリエなど多数の資格を持つ。デジタル写真集『古瀬絵理 スイカップの湯』が発売中。6年ぶりのスイカップをあますことなく収録したデジタル写真集『古瀬絵理 帰ってきたスイカップ』が各電子書店で12月22日発売。インスタグラム:@furuse.eri
撮影/舞山秀一
※週刊ポスト2023年12月22日号