秋晴れの昼下がり、愛車の「テスラモデル3」に乗り、自宅から颯爽と住宅街を駆け抜ける女性の姿があった。女優の広末涼子(43)である。
広末と言えば、2023年6月に料理人・鳥羽周作氏(45)との不倫が発覚。「ダブル不倫」として世間を騒がせ、7月には夫のキャンドル・ジュン氏(49)との離婚を発表した。その後、事態を重く見た所属事務所は広末を無期限謹慎処分に。騒動から5か月たったいまも、彼女はまだ表舞台に復帰できていない。芸能関係者が語る。
「離婚騒動の際、広末さんが『週刊文春』に所属事務所への不信感を話したことも影響してか、まだまだ広末さんが表舞台に出るのは先になりそうです。騒動以降、各出版社から写真集のオファーが大量に来たそうですが、それも事務所は許可しなかったようです」
この関係者は、広末は現在「配信作品での復帰を模索しているようだ」と語る。
「広末さん自身は女優として復帰することに前向きで、『自分で仕事を取れないだろうか』と模索しているようです。これまでも不祥事を起こした俳優がネットフリックスなど配信ドラマで復帰を果たすパターンは多かった。広末さんもそれを狙っているのでしょう」
今後の広末の復帰予定について事務所に聞くと、「謹慎中の所属女優に関わるお問い合わせについては、回答を差し控えさせて頂ければと思います」(広報担当者)との回答だった。
「来年は今年より忙しくなるぞ」
一方、“ダブル不倫”の当事者となった鳥羽氏は現在どうしているのか。自身がシェフを務めるフレンチレストラン「sio」は12月、昨年まで1つ星評価だった『ミシュランガイド東京2024』で星を逃したが、「鳥羽さんはふっきれたように見える」と鳥羽氏の知人は話す。
「鳥羽さんは11月に料理人として本格的に仕事を再開しました。家族と住んでいた家から徒歩圏内の場所にマンションを借りており、現在家族とは“別居状態”になっています。ただ仕事は活発に行なっているようですよ。鳥羽さんはもともと前向きな性格。12月の初旬には短髪を金色に染めて、仕事帰りに立ち食いそば屋で同僚とそばを食べて帰宅するなど、いまは“一人暮らし”を楽しんでいるようです。
鳥羽さんは2024年、自分が手掛けるレストランの海外進出を狙っているようで、騒動後には周りには『来年は今年より忙しくなるぞ』と豪語していたようです」(鳥羽の知人)
気になるのは広末と鳥羽の今後だが、「広末さんにも子供がいるし、鳥羽さんにも家庭があり、すぐに話が進む状況ではない」(前出・芸能関係者)という。2人が選ぶ新たな道はどんなゴールを迎えるのか。
※週刊ポスト2024年1月1・5日号