増子:なるほど! あと、もう1つ質問してもいいですか!? ぼくはサッカーをやっていたんですけど、緊張する場面とか、ここは決めなくてはいけない場面っていうのがあったんです。野球の打席に立って、ここで決めなくてはいけないというときに、チャンスを掴むメンタルの持ち方……みたいなものはありますか? たとえば気負い過ぎないようにするとか?
辰己:勝負所で、ということですよね。
増子:はい!
辰己:ぼくは、緊張はあまりしないんです。緊張をしないための準備をしているので。GENICのみなさんもステージに上がるまでに、十二分に準備をされていると思うんです。周りにはいろいろなサポートをしてくれる方もいるし、自信を持っていけば緊張はしない…と思っていますね。それでも、緊張するよという人もいるかもしれないけど、準備をした上で、ぼくは自信をもってグラウンドに立つようにしているので緊張はしないです。
西澤:かっこいい!
辰己:準備の方が緊張しますね。どういう準備をしたらいいのかということを、オフシーズンからキャンプインまで時間とお金をかけて、体やメンタルをつくりあげていくので。……真面目に話しすぎましたか? 大丈夫ですか?(笑い)。
──GENICさんもステージに立つ上で、参考になるんじゃないでしょうか……?
GENIC:はい! ありがとうございます。
──辰己選手は、メンバーに聞いてみたいことはありますか?
辰己:質問返しのようになってしまいますけど、みなさんステージでお客さんの前に立たれていると思うんですけど、やっぱり緊張はされるんですか?
GENIC:はい。
雨宮:特にぼくはめちゃくちゃ“緊張しい”なんです。本番までに準備にはすごく時間をかけるんですけど、それでも緊張がすごくて。お客さんからはどうやって見えるんだろうとか、これは本当に楽しんでもらえるんだろうか……という不安があるんです。お客さんの前でやってみないとわからないので、自信を持ちたいけれど、緊張してしまうことがすごくあります。ライブがはじまってから、緊張がなくなっていく感じですね。
辰己:楽しんでいるお客さんを見て、緊張がとけていくみたいな?
雨宮:そうです。
──GENICの中で、ほかにも“緊張しい”なメンバーはいます?
西本:敦貴は本番前、うるさいイメージがあります(笑い)。
GENIC:たしかに!