「12月7日の放送でスズ子は、戦争で亡くなった弟への思いを胸に秘め、歌い終わった後、ステージに倒れ込んでしまった。その姿には大きな反響があり、この回の視聴率は、11月に記録した最高視聴率17%に匹敵する数字を記録しました」(NHK関係者)
趣里(33才)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の評価がうなぎ上りだ。
「歌って踊る趣里さん、その脇を固める共演陣の好演で、メディアに取り上げられる頻度も増えています。趣里さんの母・伊藤蘭さんも年末の紅白歌合戦への出場が決まり、局内でも『サプライズで親子共演があるはず』と期待が高まっています」(前出・NHK関係者)
実生活でも母娘の仲がよく、父・水谷豊が「2人で仲よく話しているところに、ぼくは入れない」と語るほど。
「水谷さんは趣里さんの恋愛の話などを周囲にすぐに言いたくなってしまうから、教えてもらえないんだそうです。趣里さんが『もう二度と(恋愛話は)しない!』と宣言していたとか」(芸能関係者)
趣里の初ロマンスは2012年。舞台で共演した俳優・田島優成(36才、芸名は当時)との熱愛が報じられた。
「趣里さんの住むマンションに田島さんが転がり込むようにして一緒に住んでいましたが、2013年、田島さんは出演する舞台に寝坊して遅刻。趣里さんとの熱愛が報じられた直後で注目されていたこともあり、悪目立ちしてしまいました」(前出・芸能関係者)
この一件で芸能活動を自粛。事務所も辞めた彼は表舞台から姿を消した──。しかし、そんな田島がいま、趣里も「知らんかった!」と驚く、再ブレークの兆しを見せているという。
「事務所退所後、一時は不動産会社に就職していましたが、2017年頃から役者としての活動を再開。地道に舞台での実績を積み、現在は本名の『田島亮』として活動しています。もともとお父さんも有名演出家で、本人も演技への情熱は消せなかった。“演じることの楽しさが、本能に刻まれている”と話しています。
2021年には長谷川博己さんらが所属する大手事務所にスカウトされ、地上波ドラマにも復帰。2023年は映画『ヴィレッジ』やNetflixの『御手洗家、炎上する』など、話題作への出演が続いています」(映画関係者)
ロマンスから約10年が経過し、趣里は朝ドラ女優となった。元カレの再ブレークで、いつの日か“奇跡の共演”もあるだろうか。
※女性セブン2024年1月4・11日号