悠仁さまは現在、筑波大学附属高等学校(筑附高)の2年生だ。このタイミングでの論文発表は、難関国立大学への推薦入学を見据えられた実績づくりと見る向きもある。
「悠仁さまが皇室史上初の“東大卒の天皇”となられるのは、かねて紀子さまの悲願といわれてきました。発表されたトンボ論文は、悠仁さまにしか成し得ない功績です。その価値が認められ、かつ悠仁さまの学力が申し分ないものであれば、東大合格も充分にあり得るでしょう」(前出・皇室記者)
愛子さまとは対照的に、悠仁さまは、幼稚園から高校まで一度も学習院に通学されていない。ご自身は学習院に通われていた、秋篠宮さまのお考えによるところが大きいのだという。
「天皇陛下も秋篠宮さまも、幼稚園から大学まで学習院に通われていました。中高時代、陛下は周囲から一目置かれ、丁寧に接される存在だったそうです。一方秋篠宮さまは、“お前”あるいはお互いをニックネームで呼び合うフランクな友人関係を築かれていたといいます。
ところが、大学入学後、秋篠宮さまは学習院中高時代のご学友とは距離を置かれ、まったく新しいご友人と関係性を築かれて“リーダー的存在”になられたそうです。そのなかには紀子さまもおられた。この頃にはすでに、学習院に対するご不満が蓄積されていたのかもしれません」(前出・学習院関係者)
長女の眞子さんは大学進学時、学習院大学ではなく国際基督教大学(ICU)を選んだ。次女の佳子さまは、一度は学習院大学に入学されたものの、中退され、結局眞子さんと同じICUを選ばれた。
「実は、秋篠宮ご夫妻が、ほかの生徒と同じ扱いをする学習院側の対応におおいに憤慨されたという背景があるそうです。秋篠宮家は“特別扱いを避けたい”という教育方針だといわれていますが、塩梅が難しいですね」(前出・学習院関係者)
皇室の慣例を打破されてきた秋篠宮家。悠仁さまの大学選びに注目が集まる。