2024年最大のスポーツイベントとなるのが、7月に開幕するパリ五輪。かつて日本中を熱狂させたレジェンドたちが、後輩アスリートたちに熱いエールを送る。
【体操】森末慎二さん 1984年ロサンゼルス五輪・男子体操鉄棒金メダリスト
五輪が商業主義に大きく舵を切った1984年ロサンゼルス大会の種目別鉄棒で森末は10点満点を記録。オリンピック4大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2020年東京)に出場し、個人総合2連覇など4つの五輪金メダルを獲得した内村航平の引退後、初めて迎える五輪に向けては「橋本大輝の東京大会に続く個人総合連覇に期待」(森末さん)
【競泳】鈴木大地さん 1988年ソウル五輪・競泳男子100m背泳ぎ金メダリスト
1988年ソウル大会の競泳・男子100m背泳ぎにおいて、バサロ泳法で金メダルに。2023年の世界水泳福岡大会で日本の競泳勢は銅メダル2個にとどまった。後輩に向けて「世界と同じことをやっていては勝てない。Be Eccentric!」とエールを送る(鈴木さん)