2023年7月22日、ボディメイクコンテスト『MOLA CUP』で筋肉ムキムキのビキニ姿を披露し、日本中を驚かせたカーリング女子のロコ・ソラーレ所属の藤澤五月(32)。その1週間ほど前に行われたシーズンスタートの記者会見では、あまりの激やせぶりから現場では重病説が囁かれるほどだった。
「会見後の練習時にはストーンをリリースするときに、ヨロヨロして倒れそうな姿が見られるなど、多くのファンがSNSなどで心配をしていました。しかし、その理由がコンテストに出場するためで、彼女は人知れず体を絞りに絞っていたのです」(スポーツ紙記者)
カーリング女子の日本代表として、2018年の平昌オリンピック(五輪)で銅メダル、2022年の北京オリンピックでは銀メダル獲得に貢献した藤澤。実は大の筋トレ好きで、フィットネス系YouTuberカネキン(チャンネル登録者数40万人以上)の大ファンということもあり、今オフを利用して挑戦することを決意していた。
「大会の3カ月ほど前には、パーソナルトレーニングと食事サポートを行うYouTuberのマムシ〇口子(まむしまるくちこ)に自ら連絡を取り、交流を開始。当初は食事面の相談をしていましたが、マムシ〇さんがFWJ(国内最大級のアマチュアフィットネス団体)のコンテストに出場していることに刺激を受け、出場を決めたそうです」(同前)
大会では、ムキムキに鍛え抜かれた肉体美を披露し、ビキニクラスのオープン部門で2位(銀メダル)、同ノービス部門で3位(銅メダル)を獲得。自身の出場が終わると一般来場者と同じロビーに姿を現し、ファンやスタッフに“もぐもぐタイム”で話題になったチーズケーキ『赤いサイロ』を配るなど、心優しい一面を見せながら彼女の初挑戦は終わった、かに思えたが……その後、予想外の展開が藤澤を待ち受けていた。ウィンタースポーツ関係者が語る。
「藤澤さんは、ロコ・ソラーレのメンバーにコンテストに出場することを事前に伝えていました。メンバーたちは、てっきり自分たちがオフにしているサイクリングや登山、マラソンと同じようなものだと想像していました。
ロコ・ソラーレ代表の本橋麻里さんは、このような状況になることを想定しておらず『どうすれば良いのか』と、頭を悩ませていたようです。藤澤さんご本人はあくまでプライベート中に“大会に出場してみた”という軽いノリだったので、オフ期間の過ごし方についてチームで認識のズレが生まれている現状に危機感を覚えていたのでしょう」