結婚相手に求める年収はいくらか?──女子会や飲み会では頻出のこのネタ。低めに言えばウソつき呼ばわりされ、高めに言えば傲慢だと非難され、正解を導き出すのがなかなか難しい問題だが、元テレビ東京アナウンサーの森香澄(28才)がテレビ番組で絶妙な答えをひねり出し、ネットで注目を集めている。
その発言は、16日放送の深夜番組『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日系)で飛び出した。当日のテーマは“女の疑問を赤裸々に語る”というものだったが、「自分のタイプなら年収最低いくらまで付き合える」という質問に対し、森の答えは「103万円」。
これについて森は、「私の扶養に入るってことなんですけど……」と述べ、「本当にイケメンで、完全に私のタイプなら」「家の中で常にゴキゲンで、自分の機嫌を永遠に取ってくれるなら」など、条件付きではあるものの、自分が養う側に回ると説明した。
この「男性に求める年収問題」は、ネットでは必ず荒れる鉄板のネタ。それゆえ、今回の森の発言に対してもネットには、
「おねがいします!」
「自立してて格好いい」
「自分が稼いで家のことやってもらうほうがいいわな」
と、賛同の声が上がる一方で、
「あまりにあざとい」
「結局お金持ちと結婚すると思う」
「男がこれ言ったらぶっ叩かれるのは間違いない」
といったコメントも寄せられているが、芸能関係者はこの発言を高く評価する。
「これまで色々な女性芸能人が男性に求める年収を語って炎上してきましたが、これをいわゆる“年収の壁”となる103万円で語ったのは斬新。男性に依存することなく自分で稼ぐライフプランは時代の流れに合致していますし、この発言をフックに、配偶者控除や税金問題などのニュース解説番組などに呼ばれるパターンも想像できます。
すでに、森のもとには『皆様の年収がDMでたくさん送られてきている』そうで、これもまた新たな仕事に繋がりそう。103万円が本気かどうかは怪しいところですが、これだけ話題になったということは、タレントとしては100点の回答でしょう」(芸能事務所関係者)
テレ東時代は競馬番組、報道番組、バラエティ番組など、幅広いジャンルで活躍した森。女性フリーアナは激戦区で、成功するのは至難の業だが、彼女は確実に地歩を固めつつある。