木梨憲武(61才)がプロデュースし、所ジョージ(69才)が作詞・作曲を手がけた新浜レオン(27才)の新曲『全てあげよう』。この豪華な企画について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴ります。
西城秀樹さんをリスペクトしレッスンを積んできた
橋本環奈サン(25才)や志田彩良サン(24才)、若葉竜也サン(34才)らとともに2024年、ヤマダが推す、さらなるブレーク必至の芸能人として本誌『女性セブン』(2024年1月18・25日号)で名前を挙げた中のひとり、新浜レオンくん(27才)がものすごいチャンスを掴み、いっきに大スターへの階段を駆け上がりつつあります。
2月2日に配信され、3月27日にCDが発売される新曲『全てあげよう』(アモーレオン、コングラッチュレオン、繋がレオン、惚れ惚レオン、ゆらレオンの計5種)は、木梨憲武サン(61才)がプロデュースし、所ジョージさん(69才)が作詞・作曲を手がけたもの。レオンくん本人もファンの皆さんも「もしかしてこれは豪華なドッキリ企画?」「夢なの!?」と思ったに違いありません。私も、そう思いましたから……。
でも夢でもドッキリでもありませんでした。2月6日の『DayDay.』(日本テレビ系)に揃って出演した3人は、同日のコメンテーターで憲武サンの盟友・ヒロミさん(59才)にも盛り上げていただきながら、この企画の経緯説明と、“レオンくん愛”を存分にトーク。憲武サンはバックコーラスまで担当してくださいました。
“きっかけ”は昨年12月、憲武サンのラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)にレオンくんが出演したときのこと。「秀樹の歌をよく歌ってるよね、でもおれの方がうまいから」と憲武サンが言い、BSの歌番組でレオンくんが西城秀樹さん(享年63)のヒット曲をたびたびカバーしていたのをラジオにも出演していた所サンもご存じだったのです。
新御三家世代でもあるおふたり。特に憲武サンは、秀樹さんがお好きなようで、昨年5月、『うたコン』(NHK)で秀樹さんの曲の中で私がいちばん大好きで多くのファンの皆さんから愛される『ラスト・シーン』を熱唱なさいました。その様子は、先日も“名場面集”のワンシーンとして再放送されたほど、本当にお上手ですてきだったものです。
そしてレオンくんもデビュー前からずっと秀樹さんをリスペクトし、どうしたらあのようにセクシーに歌えるのかと昭和の歌番組のビデオを繰り返し見ながらレッスンを積んだり、衣装を秀樹さんの当時のものに寄せたりしてきたのです。
そのことをよく知る秀樹さんファンの皆さんからも、「カバーしてくれて、ありがとう」と感謝されていたレオンくん。さらには『徳光和夫の名曲にっぽん』(BSテレ東)で徳光サン(82才)からも「レオンくんには西城秀樹さんのようにカッコイイ振り付けで歌ってほしい」というお言葉をもらっているのです。