笑顔が全く絶えない、お互い全身シックなコーデのナイスミドルなカップル。かつての“氷上のプリンセス”でも思わず身震いするほど寒い夜だが、心の中はぽっかぽか。1月下旬、幸せがあふれんばかりの様子で、都内屈指のオシャレタウン西麻布を闊歩していたのは、元女子フィギュアスケーターの村主章枝(43才)。黒のダウンジャケットにクラッシュ加工が施されたスキニーブラックパンツ、ゴールドチェーンのシャネルのバッグのコーディネートが、見事にオシャレに決まっている。
飲食店で2人を目撃したある客は「人一倍細い女性だったので、モデルか芸能人かと思って見たら、村主さんでした。ビリビリに破れたパンツをおしゃれに穿きこなしていて、一般人とは違うオーラを放っていましたね。一緒にいたのは、黒縁メガネが似合うイケオジ風の男性で、すごく親密そうでした」と明かす。
2人は夕食を済ませると、雑居ビルの中にあるカラオケバーに移動。まさに西麻布っぽい大人の王道デートコースに進んだ。
村主といえば、2006年トリノ五輪金メダリスト荒川静香(42才)の早稲田大学の1学年上で、同時代を駆け抜けたライバルだった。そのトリノ五輪では第4位。2003年GPファイナル優勝や全日本選手権優勝も5回と、輝かしい実績と表現力豊かな演技で「氷上のアクトレス(女優)」と呼ばれていた。
一方で、奔放なキャラクターでも有名だった。かつて、ナインティナイン矢部浩之(52才)とマツコ・デラックス(51才)が、変人(アウトな人)をゲストに呼ぶトーク番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)にもゲスト出演して、「なんでみんな男女にこだわるのかな」とジェンダーレスを告白。同番組では、レズビアンとのお見合い企画にも挑戦した。