まるで本当の漫才コンビのよう（写真／NHK提供）
黒田：僕が現場に差し入れたのは麦チョコだったので、すごく恥ずかしくなりました。
近藤：ボンこと愛助を演じた水上恒司君と黒田さんはめちゃくちゃ仲良くなりましたね。彼は元高校球児で、キャッチャーという頭を使うポジションをやっていたから、色んなことを先読みする力に長けていて、頭が良いんですよ。だから待ち時間での黒田さんとの掛け合いがめっちゃ面白くて。
黒田：彼が24歳という若さだったことにびっくりしました。彼には若さゆえの派手さや浮ついた部分が全くなくて、真面目なんです。毎日その日の反省点を書き留めたりしてるし、よく本も読んでいるんですよ。
【プロフィール】
近藤芳正（こんどう・よしまさ）／1961年生まれ、愛知県出身。映画やドラマ、舞台で幅広く活躍し、『なつぞら』や『カムカムエヴリバディ』『ブギウギ』など朝ドラへの出演も多い。Youtubeドラマ「おやじキャンプ飯～滋賀編～」が配信中。4月には舞台「デカローグ4」（新国立劇場 小劇場）に主演。
黒田有（くろだ・たもつ）／1970年生まれ、大阪府出身。1991年、あいはら雅一と共にお笑いコンビ「メッセンジャー」を結成。独特のダミ声、毒のあるキャラクター、トークの面白さで主に関西のテレビ番組で人気を博している。2月18日に読売テレビの番組企画で「生前葬」を開催して話題を呼んだ。
※週刊ポスト2024年3月8・15日号
