徐々に浮いてしまっていた
2019年の上半期のタレント番組出演本数ランキングにおいて、初めて女性部門で1位に輝いた新井アナ。その後も、上位にランクインし続けてきた彼女は、番組サイドにとって重要な出演者だった。朝の番組を担当すると昼夜逆転の生活を余儀なくされるが、長年にわたりまっとうした。責任感が強いプロフェッショナルだったが、それゆえなのか、番組関係者からはこんな印象を抱かれたこともあったようだ。
「仕事が細やかな新井さんは、テレビ局のプロデューサーや上層部に対しては丁寧に接し、覚えもいいのですが、現場の新人ディレクターやADに対しては、かなり厳しく接することで知られていました。責任感の強い彼女からしたら、仕事が甘い若手への叱咤激励のつもりなのでしょうが……徐々に番組内でも浮いてしまっていた感はありました。今回の降板は、彼女の思惑は入っていない、番組サイドの意向以外の何ものでもないと聞いています」(別の番組関係者)
今回、新井アナが自身のインスタグラムに投稿したことで降板は多くの人の目に触れることになったが、番組側は彼女の存在をフェードアウトさせる予定だったという。
「番組の公式ホームページに掲載されていた『産休中』という注釈のついた新井さんの写真を削除するのみの対応を考えていたそうです。しかし、彼女は自ら“ご挨拶”を敢行しました。これには番組側も困惑しましたが、彼女としたら番組側の“仕打ち”に対する意趣返しだったのかもしれません」(前出・別の番組関係者)
人気アナの降板の背景にはさまざまな事情があったようだが、新井アナには、再び視聴者が「あら、いーな!」と思う情報を届けてもらいたい。