3月8日、自民党和歌山県連青年局が主催した昨年11月の懇親会において、ビキニ、下着のような衣装を着た女性ダンサー5人が呼ばれ、参加者らがチップを口移ししたり、ボディータッチをしたりするなどの不適切な行為がおこなわれていたことを産経新聞が報じた。
報道によると、懇親会には党本部青年局の国会議員や近畿2府4県の若手地方議員、関係者など約50人が参加。 女性ダンサー5人は音楽に合わせてステージや宴席のテーブル周辺で踊り、参加者にボディータッチなどをしていた。参加者も紙幣らしきものを口にくわえ、ダンサーに口移ししたり、ダンサーの衣装に紙を挟み込んだり、お尻を触ったりしていたという。
ダンスショーを企画した自民党の川畑哲哉和歌山県議は報道後、離党届を提出したが、ダンサーを呼んだ理由について、「多様性・ダイバーシティーということで、もろもろの(要素の)要件にかなうのかなと」「多様性にはいろいろな生き方、暮らし方、仕事が含まれており、世界で活躍しているダンサーを招待した」などと終始、「多様性」という言葉を連呼した。
はたして「多様性」の要件にかなう女性ダンサーとはどういった存在なのか。NEWSポストセブンの取材で、懇親会に参加したダンサーの詳細がわかった。
「大阪や京都を中心に活躍するダンサーチームです。女性が50名前後所属していて、基本は大阪ミナミのクラブでほぼ毎夜、ステージにあがってダンスを披露しています。フェスやモーターショーなどの企業イベントにも出演することもありますが、基本は若い子が集まる大阪のクラブでパフォーマンスをするチームです。