両腕に女性を抱き抱える若き日の康隆氏(読者提供)

両腕に女性を抱き抱える若き日の康隆氏(読者提供)

「掛け声は出していないと記憶しております」

 川畑県議に、過激パーティーでの様子などについて改めて確認すると、以下のような回答が寄せられた。

──話題になった女性ダンサーは今回に限らず、以前から接遇等で起用されていたと伝えられています。その通りでしょうか。

「はい。以前、携わった事業でお招きしています」

──懇親会でのチップは、川畑県議が用意したものか。

「チップは今となっては確認は取れませんが、私が用意した可能性はあります。ただし当該行為(ダンサーに口移しでチップを渡す)まで要請した事実はございません」

──懇親会でダンサーの方たちは、参加者の男性の膝に乗ったり、参加者も女性のお尻を触っていたと伝えられています。

「直接見ていないと記憶しております」

──この間、川畑県議は「ハイ!ハイ!」と会場を盛り上げていたと伝えられています。

「拍手や手拍子はしていましたが、掛け声は出していないと記憶しております」

──この懇親会が騒動にもなっています。この点についてのご見解をいただきたい。

「全ては私の責任です。取り返しのつかないことをしてしまいお詫びのしようもございません。本当に申し訳なく思っています」

 そう答えたうえで、離党の決断については「多大なご迷惑をおかけしました自由民主党に所属を続けられるはずもございません。離党させていただくべきと考えました」と回答した。

 だが、川畑県議の離党だけで国民の政治不信は払拭されるわけではなさそうだ。

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