3月9日、テレビ東京の福田典子アナ(33)が自身のSNSを更新。3月末で同局を退社することを報告した。福田アナは「2016年8月にキャリア採用で入社してから、様々な現場や番組、尊敬する先輩方や仲間にあたたかく迎え入れてもらい、たくさんの経験を積ませていただきました」と感謝のコメントを寄せた。また、同日に放送された人気番組『モヤモヤさまぁ~ず2』にサプライズゲストとして登場し、自らの口で退社の挨拶を行なった。
福田アナは番組内で注目が集まる「退社後のキャリア」についても言及。「丸の内OLになります」とコメントしたほか、さまぁ~ずの三村マサカズ(56)からの「フリーのアナウンサーになるんでしょ?」との問いには「フリーのアナウンサーの業務も受けるんですけれども、基本的には転職をして広報をやります」と明かしていた。テレ東関係者が語る。
「福田アナが転職するのは、病院や歯科医院などの窓口決済を電子化するなどDX化を進める医療系ベンチャー企業だと聞いています。まだ創業10年程度の未上場企業ですが、急速に大きくなっている会社です。数年前に大手商社や有名法律事務所などが入居している丸の内のど真ん中にある高層ビルに移転したそうですよ」
テレ東から転職する福田アナはどのような契約になるのだろうか。現在、ネット上で広報職を募集する同社の求人を見ると、年収として「350万円~600万円」などと記載があった。ただしこの年収は22〜29歳を対象とする求人の待遇基準となっていて、彼女の場合は「局アナ」だった経験や人脈を買われての入社となるから、一般的な採用募集とは異なる高待遇である可能性は十分ある。
「元テレ東の鷲見玲奈さんはフリー転身後に出演したバラエティ番組で、局アナ時代の年収が約700万円だったと明かしています。同じく元テレ東の森香澄さんも退社後に出演したラジオ番組で“何個レギュラー持っててもお給料は同じだった”と給与体系について語っていて、テレ東アナの“給与”については何かとネタになりがちです。
福田アナは30代中盤で1児を育てるワーキングマザー。転職先では未経験ながら広報としてのキャリアが積めますし、フリーのアナウンサーとの副業もできる。仮に年収が少し下がったとしても、働き方含めて、長期的に見ればプラスになると見込んで転職したのでしょう。彼女の場合、地方局からテレ東に移籍した経緯もあり、キャリアを積むことに対する意識が高いのかもしれません」(前出・テレ東関係者)