芸能

【独占インタビュー】「靴職人10周年パーティー」開催の花田優一氏が語る「必死だった毎日」母・河野景子さんは「10年後の成長が楽しみ」

これまでの10年間について振り返った花田優一氏

これまでの10年間について振り返った花田優一氏

 元横綱・貴乃花(花田光司氏、51)の長男で靴職人・タレントの花田優一氏(28)。父親との間に生じた行き違いや、歌手やアート、俳優業など多方面で活動することに対しても賛否両論ある優一氏だが、2023年10月で「靴職人10周年」の節目を迎えた。3月17日には福岡・博多で元フジテレビアナウンサーの母・河野景子さん主催のパーティーも開催されるという。だが、2022年には「靴職人」を一旦休業すると報じられたこともあった。最近の仕事ぶりや今後の展望、10周年を迎えたことについて優一氏本人が赤裸々に語った。

 そもそも“休業騒動”で「靴職人をやめたのでは?」と思っている人も多いかもしれないが、自身の現在地について優一氏はこう語り始めた。

「納期が遅れてしまったお客様がいらしたので、そこに集中するためにSNSで“受注を止めます”と言ったら、休業と書かれてしまいました。ただ、ありがたいことに、それでも僕に靴を作ってほしいと連絡いただくことも多く、実際には作り続けてきました。受注を止めただけで靴職人としての仕事が止まった日は1日もなかったです。わざわざ“受注を再開します”とは公表していませんが、自分のペースで新しいお客様の靴も作っています。

 10年経って嬉しいのが、駆け出しの頃に靴を注文してくれた方がリピーターとなって2足目、3足目とオーダーしてくださることですね。自分自身の履いている革靴もいま作ってから5年くらい経ちましたが、いい状態をキープできているので仕上がりには自信を持てていますよ」

10年間は「必死」の毎日

 優一氏の靴職人としての出発点はイタリア・フィレンツェの工房に初めて足を踏み入れた2013年に遡る。中学を卒業後、米国へ留学。その後、靴職人を志したことで高校を中退し、修行するためにイタリアへと渡った。

「米国では漠然とバスケットボールの選手になりたいと思っていましたが、現実は甘くなく大きな挫折を味わいました。ただ『何かを究めたい』という思いがあったことと、花田家の人たちは若くしてそれぞれの才覚で成功を収めていたので、自分も何か早く見つけなければと焦っていた。そうしたなかで自分を見つめ直すと、手先がすごく器用だったのでボーダーレスで使われる靴の職人が良いと思ったのがきっかけでした。ただ、10年経って思うのは今なら靴職人の仕事は選ばないです(笑)。想像していたよりはるかに大変ですから」

 世間からの厳しい目にも晒されたが、今振り返るとどんな10年だったのか。

関連記事

トピックス

打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
第75代横綱・大の里(写真/共同通信社)
大の里の強さをレジェンド名横綱たちと比較 恵まれた体格に加えて「北の湖の前進力+貴乃花の下半身」…前例にない“最強横綱”への道
週刊ポスト
地上波ドラマに本格復帰する女優・のん(時事通信フォト)
《『あまちゃん』から12年》TBS、NHK連続出演で“女優・のん”がついに地上波ドラマ本格復帰へ さらに高まる待望論と唯一の懸念 
NEWSポストセブン
『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン