あんなに一緒だったのに──。大谷翔平(29)を通訳として公私にわたって支えてきた相棒、水原一平氏(39)がドジャースから解雇された。球団は解雇の理由を明らかにしていないが、複数の米メディアが、水原氏は違法賭博に関与したと報じている。
3月20日には韓国でパドレスとの開幕戦が行なわれ、水原氏はいつものように大谷に帯同していた。
「開幕戦を終えたあと、水原氏が『私はギャンブル依存症だ』とチームメイトの前で告白したと聞いています。借金の補填として大谷選手の資金がブックメーカーに送金されたとの報道もあり、その場合、大谷選手がどれだけ違法賭博について把握していたかも議論の争点となりそうです。
試合の際はベンチで大谷選手と水原氏が談笑する姿が見られ、いつも通りの親しげな雰囲気に見えました。客席では水原氏の奥様が大谷選手の新妻である田中真美子さんと並んで試合を観戦しており、これから家族ぐるみの付き合いが始まっていくのだろうなと想像していた矢先の電撃解雇です」(現地スポーツ記者)
水原氏は元レッドソックス投手の岡島秀樹氏の通訳を経て、北海道日本ハムファイターズの球団通訳に。2017年に大谷がエンゼルスに移籍したのにともない、彼の専属通訳となった。昨春のWBCでは栗山英樹監督(62)の信頼を得てベンチ入りし、“31人目の侍”として優勝メダルも授与された。