秋篠宮家の長女・眞子さん(32才)との結婚後、渡米し、現在は法律事務所で働く小室圭さん(32才)の近況が『女性セブン』の取材で明らかになった。
ニューヨークにある勤務先の法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)」の入る高層ビルのエントランスに姿を現したのは、2月下旬の22時前だった。
足取り軽やかにエレベーターロビーを横切った彼は、慣れた様子でロビーにいた警備員に挨拶。ビジネスリュックには荷物が入り切らないのだろう、肩からは、コットン素材の大きなトートバッグを下げている。
渡米後からトレードマークのようになっているちょんまげヘアが風になびく。この季節、ニューヨークの夜は氷点下近くまで気温が下がるが、防寒対策はチェスターコートのみのようだ。外は土砂降りだが、傘は持たない主義らしい。
慣れた手つきでスマートフォンを操作し、辺りをきょろきょろと見回す小室さん。数分もしないうちに黒塗りのハイヤーが到着し、彼は妻の眞子さんが待つ新居へ帰っていった。
眞子さんが小室さんと結婚し、渡米してから2年半が経とうとしている。その間、少しずつではあるが着実に、「女性皇族は結婚で皇室を離れる」という従来のルールを覆す議論が進められてきた。
「皇族数の減少による公務の担い手不足が懸念されています。岸田首相直轄の自民党内に新設された懇談会を筆頭に、政治サイドは『女性皇族は結婚後も皇族の身分を保持する』方策を検討しています」(全国紙政治部記者)
現状、対象として想定されているのは、秋篠宮家の次女・佳子さまや天皇家の長女・愛子さまだろう。ただ、前例がないため今後、議論がどのように進展するかは未知数だ。
「皇族数の確保とともに、安定的な皇位継承の問題も取り沙汰されています。悠仁さままでの流れは“ゆるがせにしてはならない”とされていますが、その後は白紙です。悠仁さまに必ずお子様が誕生するとも限りませんから、その場合には、新たな皇室典範を制定する必要が出てくるかもしれません」(皇室記者)
制度がどのように転ぶかわからない以上、眞子さんも皇室と無関係とは言い切れない。皇室を離れたとはいえ、彼女は将来の天皇の実姉であり、その子供は甥にあたるからだ。