日本が誇る防災システム、地下放水路へ「首都圏外郭放水路」(埼玉)
首都圏外郭放水路は、埼玉県東部を流れる中小河川の洪水を地下に取り込み、江戸川に流す目的で2006年に建設された治水施設。世界最大級の放水路として海外からも注目されている。
「国道16号の地下約50mを貫く全長約6.3kmのトンネルで、水をためる立坑や排水するポンプ設備が備わっていますが、代表的な設備は“地下神殿”と呼ばれる調圧水槽です」(地下神殿コンシェルジュ)
調圧水槽を見るだけでも楽しいが、高さ70mの作業用通路を歩く「立坑体験コース」はよりスリリング。全コースで階段(約100段)の上り下りがあるため、歩きやすい靴は必須だ。
住所■埼玉県春日部市上金崎720
開催日■不定期開催(HPにて確認を)
時間■コース、開催月により異なる。
地下神殿コース:約55分 料金1名1000円
立坑体験コース:約110分 料金1名3000円
ポンプ堪能コース:約100分 料金1名2500円
インペラ探検コース:約110分 料金1名4000円