JT側は新体制で挑むことを決断(HPより)
「1つ目は、国内の別のVリーグチームの監督への就任です。2つ目は、2024年11月からスタート予定のアメリカの新プロリーグ・リーグワンバレーボール(LOVB)に所属するチームの監督就任。そして3つ目は、日本女子代表の監督です。
1つ目の『国内の別のVリーグチームの監督』については、新シーズンが今年6月に開幕が迫っているため、時間的な問題で難しいかもしれません。2つ目の『米国の新プロリーグの監督』においては、あくまでスタート予定となっているので、今後どのように進んでいくのか注視しなければなりません。
そして、最後の『日本女子代表の監督』は、8月下旬のパリ2024オリンピック終了後に、現在の眞鍋政義監督(60)が交代するかどうかは未知数です。そして、正式にオファーが届くかどうかは分かりません。そういった背景から、吉原さんはまず全てのオファーに目を通して、魅力的なものがなければ解説などの仕事を受けながら、来期まで好条件のオファーを待つ可能性もあります」(同前)
9年間“チームを勝たせる”ことだけに、全身全霊をかけて戦ってきた吉原氏。彼女が作り上げた『常勝チーム』に、多くのクラブが魅力を感じており、好オファーが届けばすぐにでも別のチームで監督に就任する可能性はある。吉原氏は周囲に「JTと闘えるレベルのチームを作って、倒したい」と語り、闘志を燃やしているという。どのような決断を下すのか。名将の今後に注目が集まる。