スポーツ

大谷翔平に関して暴力団組長が最も驚いたのは、記録や賭博騒動ではなく「人生でやった一番悪いことは?」に悩んだこと「俺なら“人生でやった一番いいこと”に悩む」

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(Sipa USA/時事通信フォト)

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平(Sipa USA/時事通信フォト)

 警察や軍関係、暴力団組織などの内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た驚くべき真実を明かすシリーズ。今回は、MLBドジャースの大谷翔平選手に、組長が「こんな人間がいるのか」と驚かされたことについて。

 * * *
「こんな人間がいるんだなと驚いた」と、関東を中心に活動している暴力団の現役組長は肩をすくめて首を軽く横にふった。こんな人間とは誰のことかと思えば、ドジャースの大谷選手だった。

 組長でなくとも、大谷選手には驚かされるばかりだ。元専属通訳の水原一平容疑者による違法賭博の詐欺事件で24憶5000万円という被害にあうも、本人はその口座に開設以来アクセスしたことがなく、球団から振り込まれた給与が積み重なっていたという。それだけで驚きだが、このタイミングで米国ハワイ島の高級リゾートに被害額を超える約26億円超の不動産を取得していたことが明らかになった。

 だがヤクザの組長は驚くところが一般人とは違っていた。金銭的なことには関心がないらしい。「自分の物差しで測れない人間がいるってことを知らない人が多いからな」と素っ気ない。だがこれは違った。身を乗り出すように話し始めたのは、2019年にRED Chairに大谷選手が出演した時の映像を見たからだ。

 RED ChairとはYahoo!ニュースオリジナルの不定期連載企画で、その名の通り、出演者が広い部屋に置かれた赤い椅子に座ることから始まるインタビューだ。インタビューを受けるのは「常識に縛られずに挑戦してきた者だけ」で赤い椅子に座ると本当のことしか話せないルールだという。大谷選手以外にも、これまでに数々の著名人、有名人が赤い椅子に座りインタビューを受けている。

 組長が見たYouTubeの映像は、アメリカのファンが英語字幕をつけてSNSで拡散した切り抜きのひとつだったようで、大谷選手のインタビューは5分ほどと短いものだが、ある質問に対する大谷選手の答えが組長を仰天させた。「今までの人生でした一番悪いことは」というシンプルな質問だ。普通なら1つや2つ、何かしら思い浮かぶだろう。だが問われた大谷は、う~んと考え込み「一番悪いこと?」、「難しいな」とつぶやきながら首を捻ったのだ。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン