ライフ

ソウルで観光客に知られていない激アツ焼肉店  500組待ちの行列を回避するワザ

ソウルでも大人気の焼肉店には大行列ができている。「コドシック」の店前で。

ソウルでも大人気の焼肉店には大行列ができている。「コドシック」の店前で。

 韓国のグルメといえば焼肉。せっかく韓国旅行するなら、食事は絶対にハズしたくない。ソウル出身の映像クリエイター、スージー・キムさんに、韓国では知らない人がいない、でも観光客にはあまり知られていない焼肉店を教えてもらった。

* * *

 いまは東京で映像の仕事をしているソウル出身の私が、ソウルへ行く日本人の知人達から必ず聞かれること。それは「ソウルでおいしい焼肉ってどこ?」

 正直言って、私がソウルに帰ったら必ず行きたいお店はいつも大人気。これ以上混んだら困るので、ほんとうは教えたくないのだけど、「せっかく韓国に行ったのに、ガイドブックを見ていったら、店内ほぼ日本人だった…」なんて、残念な思いをしてほしくない! という気持ちで果敢にご紹介します! 記事の最後には、行列に並ぶ際のちょっとしたTIPも記載しておきますね。

焼肉はもちろんサイドメニューも全て外さない店

 このお店の代表は、元有名美食家ブロガーで、肉に本気な男! 仕入れから焼き加減まで徹底した炭火焼き専門店が「コドシック」です。韓国に旅行した指原莉乃さんもYou Tubeで絶賛していました。

この厚みなのに柔らかい豚の骨付きロース。400mの高地で育った極上の豚を独自に熟成するこだわり。

この厚みなのに柔らかい豚の骨付きロース。400mの高地で育った極上の豚を独自に熟成するこだわり。

 私の一番のおすすめは、アルデゥンシム(骨付きロ-ス)。韓国の豚肉といえば、サムギョプサルのイメージが強いですが、脂が多いのでちょっと重いと感じることも(もちろん、このお店のサムギョプサルもおいしいですが)。個人的には、脂は少ないのに柔らかくてあっさりしたアルデゥンシムがおすすめです!

熟練したスタッフが焼いてくれるので、最高の焼き加減でいただけるのも魅力ポイントの一つ。

熟練したスタッフが焼いてくれるので、最高の焼き加減でいただけるのも魅力ポイントの一つ。

 韓国のいろんなお店で食べてきて、おいしい焼肉はたくさんあります。では、なぜここを一番にあげるのか。それは、サイドメニューも全部おいしいからです! 韓国では数年前から流行り出して、今ではどこもがやっている「肉に冷麺を巻いて食べる」のを最初に広めたのも、このお店。麺、ユッケ、ビビンバなどのサイドメニューも本気でおいしいです。そんな中でも絶対食べてほしいのが炒飯! 焼肉店だからこその強い火力で炒めた絶品です。

最寄りのマポ駅はオフィス街なので週末より平日のほうが待ち時間が長い。

最寄りのマポ駅はオフィス街なので週末より平日のほうが待ち時間が長い。

「コドシック」・地下鉄「麻浦(マポ)駅」から徒歩5分・18:00〜20:00の予約は不可・待機場所設備あり

ヒョンビン夫妻も行きつけのサムギョプサル

 ドラマ『愛の不時着』でお馴染みのヒョンビン、ソン・イェジン夫妻やイ・ビョンホン、イ・ミンジョン夫妻の行きつけが「サンチョン炭火ガーデン」。 

 ヒョンビン夫妻が結婚後初めてお出かけした店、と伝えられてからは、韓国内では誰もが知る大人気店になり、多い日は500組待ちを超える日も! メインは高原黒豚のサムギョプサル。

店の雰囲気は意外にも庶民的ということで、ヒョンビン、ソン・イェジン夫妻の好感度がまた上がった。

店の雰囲気は意外にも庶民的ということで、ヒョンビン、ソン・イェジン夫妻の好感度がまた上がった。

 韓国の人にとってサムギョプサルはソウルフードのようなもの。だからサムギョプサルの味にはうるさい人が多いです。そんな韓国人がそれだけ待っても食べたいサプギョプサル、ということですから、間違いなく期待を外しません。

関連キーワード

関連記事

トピックス

長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
3月末でNHKを退社し、フリーとなった中川安奈アナ(インスタグラムより)
《“元カレ写真並べる”が注目》元NHK中川安奈アナ、“送別会なし”に「NHK冷たい」の声も それでもNHKの判断が「賢明」と言えるテレビ業界のリスク事情
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
第一子誕生の大谷翔平、広告出演オファー殺到でスポンサー収入200億円突破も ベビー関連・ファミリー関連企業から熱視線、争奪戦早くも開始か 
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
金メダル級の演技(C)NHK連続テレビ小説「あんぱん」NHK総合 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』で“韋駄天おのぶ”を演じる今田美桜の俊足秘話 「元陸上部で中学校の運動会ではリレーの選手に」、ヒロイン選考オーディションでは「走りのテスト」も
週刊ポスト
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
(撮影/田中麻以)
【高市早苗氏独占インタビュー】今だから明かせる自民党総裁選挙の裏側「ある派閥では決選投票で『男に入れろ』という指令が出ていたと聞いた」
週刊ポスト
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン