YESが6個以上のあなた……騙されやすい度99%です。もはや、いつか騙されるのが宿命と言っても過言ではありません。大金を動かすときは、必ず身近な人に相談しましょう。
YESが2~5個のあなた……騙されやすい度50%です。より念入りに「SNSでおいしそうな話の広告を見たら泥棒と思え」という基本的な原則を自分自身に言い聞かせましょう。
YESが0~1個のあなた……騙されやすい度20%です。でも、安心してはいけません。「まさかあの人が」という人が騙されてしまうのが、詐欺師の恐ろしさであり人間の弱さです。
それぞれの項目について、簡単に解説しましょう。
(その1)「どんな手口だろうと、自分は絶対に騙されない」という自信がある
こういう人こそ、詐欺師にとってはいいカモ。「○○さんだったらご理解いただけると思うんですが」などとおだてられると、あやしい話を信じ込んでしまいます。
(その2)ネットで有名人の名言や美談を知ると、友人や同僚にも教えたくなる
有名人という権威に弱く、権威のかさを着て自分を大きく見せたい気持ちの表われに他なりません。まさに「有名人なりすまし広告」のターゲットど真ん中です。
(その3)いつか、知る人ぞ知る「うまい話」と出会えるチャンスがあるはずだ
たぶんどこかにはあるんでしょうけど、その「うまい話」が自分に転がり込んでくると思うところが、素朴すぎるし図々しすぎます。
(その4)飲食店を探すときに「食べ○グ」の点数を重視するのは当たり前だ
これも、権威やネット情報に無意識にひれ伏す体質であることを示しています。
(その5)「最後の1個」や「今だけの限定品」と言われると買ってしまいがち
「千載一遇のチャンス!」と思って興奮すると、冷静な判断力を失ってしまいます。
(その6)よくわからないけど、なるべく早く「新NISA」とやらを始めたい
自分でちゃんと調べる意欲もスキルもないまま、得だ得だと煽り立てる情報に踊らされて焦っている人は、詐欺師の最大のお得意様です。
(その7)「こんなテストは信用できない。エビデンスを示せ!」と感じている
はばかりながら、信用できないに決まってるし、エビデンスなんてありません。「しょせんお遊び」と気楽に読めないのは、気持ちの余裕のなさや頭や心の柔軟性のなさの表われ。まさに、詐欺師に騙されやすい状態です。何かというと「エビデンスを示せ!」と言いたがる人は、詐欺師にそれっぽいエビデンスを示されたら簡単に信じてしまうでしょう。
そんなわけで、チェックテストの結果はさておきとして、どなたさまも詐欺にはくれぐれもお気をつけください。「いちばん騙されやすそうなのは、こんなチェックテストを作ってわかった気になっているお前だ!」という鋭いツッコミは、甘んじて受け入れます。ただ、そもそも騙されて取られる元手がないので、その点では安心なんですけど(泣)。