伊藤沙莉
理不尽に立ち向かう姿に共感（公式HPより）
●『虎に翼』（NHK総合／月〜土曜あさ8時ほか ※土曜は1週間振り返り）
日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性の一生を描く。性別や生い立ちによるしがらみ、世の理不尽に立ち向かおうとする女性たちの姿に、ネット上では共感の嵐！
「時代とともに女性の前に立ちはだかるあらゆる『見えない壁』に、『はて？』と向き合うヒロイン（伊藤沙莉）。『法律』とは何なのか、その意味を時にコミカルに、時にひたむきに描いています」
石原さとみ
濃厚なラブシーンから目が離せない（公式Xより）
●『Destiny』（テレビ朝日系／火曜9時）
検事・奏（石原さとみ）が昔の恋人（亀梨和也）との再会を機に、大学時代に起きたある事件と、父の死の真相と向き合うサスペンス・ラブストーリー。
「石原さとみと亀梨（和也）くんのラブシーンがびっくりするほどセクシー（笑い）。石原の父の死の謎とそれにかかわる亀梨の父・中村トオルとのミステリー要素も楽しみつつ、早く2人のラブシーンおかわり！と思っています」
杉咲花
難役を自然に演じる杉咲はさすが（公式Xより）
●『アンメット ある脳外科医の日記』（フジテレビ系／月曜よる10時）
不慮の事故で記憶障害になった脳外科医（杉咲花）が、再び医師としての道を歩む医療ドラマ。
「医者でありながら翌日には記憶がリセットされてしまうという難しい役をナチュラルに演じる杉咲花はさすが！ 脳外科医役・三瓶（若葉竜也）は、ぶっきらぼうな中に優しさが見え、ラブストーリー的要素もドキドキ感あり」
永瀬廉
トレンディな場面が新鮮（公式Xより）
●『東京タワー』（テレビ朝日系／土曜よる11時）
江國香織さんの『東京タワー』が原作の恋愛ドラマ。永瀬廉演じる21才の青年と、45才の建築家（板谷由夏）が許されざる恋に落ちてゆく。
「原作小説が2001年発表なので年上の女性像やせりふがどこか古めかしい。東京タワーをバックにキスをするようなトレンディーな場面に永瀬廉がいるのが新鮮。人妻とのベッドシーンも初々しさいっぱい」
石橋静河
現代社会の問題を問う（公式HPより）
●『燕は戻ってこない』（NHK総合／火曜よる10時）
不妊治療や貧困など、現代社会の問題を浮き彫りにした話題作。
「貧困で代理出産に応募する女（石橋静河）、裕福だけど不妊に悩む妻、勝手に話を進める夫、子供を産めない嫁に冷ややかな姑。メンタルを削られるような不快な場面満載だけど『代理出産ビジネス』の実態から目が離せません」
【プロフィール】
カトリーヌあやこ／漫画家＆テレビウオッチャー。『週刊現代』（講談社）の連載「夜通しテレビを見続けて」のイラストを担当
撮影／浅野剛、平野哲郎、高柳茂、矢口和也
※女性セブン2024年5月30日号
