かつてはグラドルとして活躍。サトエリとのツーショットも（2003年撮影）
同作では常にエプロン姿で、朝食や夕食を作り、娘たちが起こす“事件”にも淡々と対応し、キャラ立ちの御近所さん役の藤田朋子の突飛な言動も“秒”で対処するMEGUMIの役は、彼女にとって新たな挑戦と思われる。
もう一本は、『季節のない街』（テレビ東京系）だ。昨年から「ディズニープラス」で配信されており、企画・監督・脚本は宮藤官九郎氏。MEGUMIの夫役が荒川良々で、向かいに住む夫婦役は増子直純と高橋メアリージュンで、恐妻家の2組の夫婦が織りなすハチャメチャでセクシーなドタバタ劇は、同作のスパイスと言っていいだろう。
こうして話題のドラマに欠かせない女優となったMEGUMIは、10年前、「ちゃんとした女優になりたい」と目標を掲げ、その後、映画『台風家族』と『ひとよ』の演技が認められ、「第62回ブルーリボン賞」を受賞したのが2020年のこと。
一方、石川県金沢市の人気店『CAFEたもん』のオーナーという一面もあれば、芸能界の美容番長として、昨年は美容本『キレイはこれでつくれます』が、年間でもっとも売れたタレント本として大ベストセラーになった。 今年1月1日に起きた能登半島地震に心を傷め、メーカーから提供を受けたシートパックなどの化粧品を持参し、被災地で炊き出しを行ったり、避難所でもできるエクササイズ講座を行ったりと実にパワフルに活動している。曰く、「やらなかった子になるのがイヤ」。つまり後から、あれをしておけばよかったと後悔するのが好きではないという。
長澤まさみや石原さとみに絶妙なツッコミ
3月からは、タクシーメディア『TOKYO PRIME』の新番組「ひみつのPRIME」で、メインキャラクターである「ラヴィさん」の声優を担当。長澤まさみや石原さとみという豪華ゲストを相手に、「長澤の、まさみちゃんで～す」「石原さとみ先生です」などと紹介したり、彼女たちが告白するプライベートに絶妙なツッコミを入れたりしているところだ。
