春から真夏日が続出する今年の日本列島。すでに半袖、短パン、ノースリーブにミニスカートといった肌の露出が多めな服装が、街中に溢れるようになってきた。
5月上旬、都内の高級住宅街で、イエローのカットソーにショートパンツ、サンダルと、まるでビーチに出かけるような姿で、健康美脚を露わにした女性が現れた。タクシーに乗り込んだその女性は、歌手の一青窈(47才)だった。
一青窈は2002年に『もらい泣き』で歌手デビュー。日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得して、翌2003年からはNHK紅白歌合戦に通算5度出場。2004年の『ハナミズキ』も大ヒットした。
歌手活動の原点は、意外なところにあった。一青窈はデビュー前から歌手活動を行なっており、病院や福祉施設を回るなどのチャリティーライブを続けている。
「チャリティーライブに力を注ぐようになったきっかけを、彼女は、高校生の時に最愛の母を病気で亡くしたことだとメディアのインタビューで明かしています。闘病中の母がミュージカル鑑賞に出かけたことがあり、人が変わったように元気になって帰ってきたことがあったそうです。その時に、音楽の持つ力を実感したそうです」(音楽関係者)