国内

【青森密閉殺人】「俺の人生は終わった」残忍な犯行後にキャバクラに来店した主犯格の社長、女性キャストが感じた恐怖「怒ったり、喜んだり感情の起伏が…」近所で除雪手伝いの裏の顔

殺人を犯すようには見えなかったという十枝内容疑者(Facebookより)

殺人を犯すようには見えなかったという十枝内容疑者(Facebookより)

「『人生は終わった』と話していました。とはいえあれだけのことをして、どんな思いでお酒を飲んでいたのでしょうか、今思うと非常に怖いです……」──4月1日に青森県七戸町の深さ約6メートル土中から、プラスチック製の容器に詰め込まれたトラック運転手の谷名幸児さん(54)の遺体が見つかった事件。人間がかろうじて入れるほどの大きさの容器で、窒息死した可能性があり、稀に見る残酷な殺害方法だ。青森県警は5月18日、谷名さんがかつて働いていた運送会社の社長、十枝内伸一郎容疑者(47)=加害目的略取、監禁、死体遺棄罪で起訴=らを殺人容疑で再逮捕した。

「十枝内容疑者らは今年の1月7日、共犯者の協力を得て、宅配業者を装い谷名さんを連れ去り暴行を加えた上、複数人で両手足を結束バンドで縛って動けなくしました。そして高さ約1メートル、直径約50センチメートルの円筒型の容器に谷名さんを押し込めて、中から出られないようにダンプのタイヤを上に置いて蓋をしていました。谷名さんはその状態で数日間放置され、容器ごと、別の場所に埋められました。さらに何らかの理由で、また掘り返して別の場所に埋められて、その場所から4月1日に発見されたんです。

 司法解剖の結果、死因は窒息死と、暴行による多発肋骨骨折による出血性ショック、呼吸不全の可能性があります。亡くなった時期についても慎重に捜査が進められています」(事件担当記者)

 NEWSポストセブンは、亡くなった谷名さんの息子Aさんに取材した。Aさんは、谷名さんと元勤務先の社長である十枝内容疑者が長年にわたり不仲だったことを明かした。ネット上に書かれた会社の悪評などをめぐりトラブルになり、殴り合いのケンカなどをしていたこともあったという。しかし、殺害される直接の原因となったトラブルについては知らなかったといい「なぜ父はこんな目にあって殺されなければならなかったのか知りたい」と話している。

関連記事

トピックス

俳優の竹内涼真(左)の妹でタレントのたけうちほのか(右、どちらもHPより)
《竹内涼真の妹》たけうちほのか、バツイチ人気芸人との交際で激減していた「バラエティー出演」“彼氏トークNG”になった切実な理由
NEWSポストセブン
『岡田ゆい』名義で活動し脱税していた長嶋未久氏(Instagramより)
《あられもない姿で2億円荒稼ぎ》脱税で刑事告発された40歳女性コスプレイヤーは“過激配信のパイオニア” 大人向けグッズも使って連日配信
NEWSポストセブン
ご公務と日本赤十字社での仕事を両立されている愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)
愛子さまの新側近は外務省から出向した「国連とのパイプ役」 国連が皇室典範改正を勧告したタイミングで起用、不安解消のサポート役への期待
女性セブン
11月14日に弁護士を通じて勝田州彦・容疑者の最新の肉声を入手した
《公文教室の前で女児を物色した》岡山・兵庫連続女児刺殺犯「勝田州彦」が犯行当日の手口を詳細に告白【“獄中肉声”を独占入手】
週刊ポスト
チョン・ヘイン(左)と坂口健太郎(右)(写真/Getty Images)
【韓国スターの招聘に失敗】チョン・ヘインがTBS大作ドラマへの出演を辞退、企画自体が暗礁に乗り上げる危機 W主演内定の坂口健太郎も困惑
女性セブン
第2次石破内閣でデジタル兼内閣府政務官に就任した岸信千世政務官(時事通信フォト)
《入籍して激怒された》最強の世襲議員・岸信千世氏が「年上のバリキャリ美人妻」と極秘婚で地元後援会が「報告ない」と絶句
NEWSポストセブン
「●」について語った渡邊渚アナ
【大好評エッセイ連載第2回】元フジテレビ渡邊渚アナが明かす「恋も宇宙も一緒だな~と思ったりした出来事」
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さま(時事通信フォト)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン