結婚式で記念撮影する衆議院議員の米山隆一氏と作家の室井佑月氏(時事通信フォト)
選挙の時だけ著名人の妻をクローズアップするTV局
他にも、現・石川県知事の馳浩氏の妻であるタレントでエッセイストの高見恭子も、たまに通販番組で姿を見るぐらい。現・徳島県知事の後藤田正純氏の妻で女優の水野真紀も在京局の番組では姿を見かけなくなったし、CMも激減している。
「地元の支援者を気遣っているのです。著名人の高見さんや水野さんは選挙のときになると圧倒的な人気を誇り、特に後藤田さんはずっと『演説は奥さん(水野さん)のほうがうまい』『奥さんが出馬すればいいのに』などと言われ続けてきました。
ワイドショーやニュース番組がズルイのは、選挙のときだけ著名人の妻をクローズアップするところ。でも、当選した途端、タレント妻はメディアに出づらくなります。衆議院議員で、元三重県知事の鈴木英敬氏の妻で、元女子シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)日本代表の武田美保さんも、地元の複数の生番組に出ていましたが、いまは出ていませんね。ローカル局とはいえ、当然、政治のニュースは日々扱いますから、武田さん自身もコメントしづらくなり、使う側の局も持て余してしまったのでしょう」(政治部記者)
前出の室井佑月氏は、コメンテーターやタレントとしてテレビ出演していた頃に比べ、「仕事が減り、年収は十分の一になりました」とXでポストしたことが大きな話題となり、以前はタワマンの最上階だった住まいが、現在は家賃5万円のボロビルだということが切り取られ、ネットニュースにもなった。
フォロワーから大きな反響があるなか、「残りの人生は、安泰とかを望まず、ツッパリします。それが私っぽいでしょ。」ともポストしている。
「室井さんは、レギュラーのラジオ番組では、相変わらずの“室井節”を炸裂させていますし、Xでも連日のように政治や時事問題について発信し続けています。ただ、他の“政治家の有名人妻”が同じようにツッパれるかというと答えはNOです」(同)
『セント・フォース』に所属するベテラン人気リポーター、岡安弥生はこの先、『~モーニングショー』内で、どのように立ち回るのか。それともフェードアウトしてしまうのか。注目が集まっている。