愛犬を抱え、自宅からインスタライブを行った小池氏。(2020年6月本人インスタグラムより)
コロナ禍に迎えた新たな愛犬との時間を癒しに、都政に邁進する小池氏だが、その足元では見過ごせない事態が起きているという。
「都庁全体で離職者が増えていて、特に政策企画局というかつて知事直轄だった部局では昨年度、定員の1割近い約30人が都庁を去りました。離職者の多くは20代、30代の若手で、若くして花形部署に配属された期待の人材がどんどん辞めてしまっているのです」(都庁関係者)
出世の階段を上り始めた矢先、なぜ彼らは退職を決意したのか。
「退職理由は都政への失望が多いそうです。都庁内には小池さんへの批判の声を集めて、彼女に“密告”するような幹部もいる。みんな小池さんの顔色をうかがいながら、戦々恐々と働いていて、そうした上司たちの姿に失望し、若い世代の離職者が後を絶ちません。職員の中には、『小池さんが続投しても、蓮舫さんが登板することになっても、どちらにしろわれわれには厳しい未来が待っている……』と話す人もいます」(前出・都庁関係者)
小池氏に食生活や暮らしについて尋ねたところ、事務所を通じてこう回答した。
「最近のコンビニのお弁当は、様々工夫されていて、種類も豊富で美味しいと思っています。(現在は)愛犬(メイちゃん)と一緒です」
これまで、勝負所では常に「女の勘」を働かせ、政界を生き抜いてきた小池氏。都庁でも自宅でも孤独を深める中、決戦の火蓋はまもなく切られる。
※女性セブン2024年6月20日号