遊び相手は“サンロクキッズ”「同級生はついていけない」
内田容疑者が近年飲み歩いていたのは旭川市の繁華街、通称「3・6(サンロク)街」だ。昭和の雰囲気を残す古い建物には、新旧さまざまな飲食店が入る。
このエリアでは未成年の飲酒や喫煙などが問題になっており、近辺で遊ぶ少年少女は一部で“サンロクキッズ”と呼ばれているという。
「リコはサンロクキッズとも付き合いがあって、若い子とよく遊んでいましたね。同級生とかは、あの勝ち気で強引な性格とか、見栄っ張りでイキリがちな性格についていけませんから」と話すのはサンロク街の飲食店関係者だ。
「あの子は子供の頃から身体が大きいんです。そして身体だけでなく、顔も大きいんです。それをコンプレックスに感じているのか、写真うつりを非常に気にしていた。最近は垢抜けている様子で、痩せて少しきれいになったとは思っていました。勝手に転載された写真のうつりが悪くて、キレてしまったのではないでしょうか」
そしてこう話した。
「事件となった吊り橋は有名な観光スポットです。でも、吊り橋の下に流れる石狩川は地元で『人が浮かんでこない』って言われているんです。このエリアは川幅が狭まることから急流で、昔から危険な場所としても知られています。実際に今回も捜索隊がでたけど、発見までとても時間がかかりましたよね。だから殺意はあったと思うんです。懲らしめようというくらいじゃ、こんなこと絶対に出来ない」
SNSをめぐる殺人事件の闇は深い。