テレビ朝日の朝の看板番組である『グッド!モーニング』。昨年10月、出演するアナウンサー2人の“泥酔ハグ騒動”をNEWSポストセブンが報じたことで世間の大きな注目を集めることとなった。芸能関係者が言う。
「佐々木一真アナ(26)とフリーの森千晴アナ(24)が深夜の路上で抱き合ってゴロゴロと寝転がる動画のキャプチャ画面が報じられたインパクトは大きかった。テレビ朝日が『不適切な行為があった』とし、森アナの所属事務所であるセント・フォースも『あるまじき行為』と認め、報道当日から両者とも出演が見送られました」
翌月から森アナ、佐々木アナの順に復帰したが、今年4月からの新体制では佐々木アナのみが番組を降板したことで、物議を醸した。テレ朝社員が語る。
「『局アナとはいえ佐々木君だけが責任を取らされるのは可哀想』と同情の声が多かった。たしかに酔って騒いだのは褒められたことではないですが、若い2人がじゃれあっただけですしね」
「現場意識が高い」
さらに7月から佐々木アナはアナウンス部を離れて、報道局に異動する。この発表には、同局社員の間でも驚きの声が上がったという。
「政治部か社会部で記者職を務めると聞いています。同じ社員とはいえアナウンサーは採用フローも違いますし、入社からわずか4年で“卒業”というのは珍しいです」(同前)
だが、局内では佐々木元アナの“記者転身”を歓迎する声が多いという。
「佐々木君は現場意識が高く、スキャンダル発覚後も周囲の目に負けることなく堂々と仕事をこなしていました。異動は会社主導のようですが本人は前向きに考えているようです」(同前)
テレ朝に佐々木アナについて聞くと「人事に関してはお答えしておりません」との回答だった。佐々木アナの新天地での活躍に期待したい。
※週刊ポスト2024年7月12日号