逮捕直前まで野中容疑者が住んでいたアパート

逮捕直前まで野中容疑者が住んでいたアパート

母親の思い『赤ちゃんと一緒に暮らしたい』

 息子の死から約1年。逮捕されるまでの間に野中容疑者一家は同じ船橋市内で引っ越しをしていた。逮捕の翌日にNEWSポストセブンが自宅アパートへ向かうと部屋には誰もいなかった。物件の管理会社はこう説明する。

「部屋の間取りは2DK、家賃は4万9000円です。今年の2月末から奥さんの名義で賃貸契約しています。旦那さんのほうは審査が通らなかったため、奥さんが契約人となったようです。賃料の未払いなど含め、トラブルなどは承知していません」

 逮捕の直前には夫婦で外出する姿が目撃されていた。

「お子さんらしい人は見かけていませんし、ご夫婦には1回しかお会いしたことがありません。10日前くらいだったと思いますが旦那さんがうちから逃げた犬をわざわざ走って捕まえてくれたんです。おふたりはスーパーの帰りだったと思うんですが、旦那さんが奥さんに買い物袋を預けて走ってうちの犬を押さえてくださって。そのとき奥さんとは『すみません』くらいしか会話していないんですが、嫌な顔もせず荷物を預かって旦那さんが走って、楽しそうにふたりで会話して仲が良さそうな雰囲気でした。まさか赤ちゃんを死なせていたなんて思いもしませんでした。とても優しい方だなって印象でしたので……」(近隣住民)

 一見すると、我が子を手にかけた心ない母親。しかしそんな野中容疑者にも愛情の片鱗が見受けられるような言動があったというのだ。

「お子さんを引き渡したとき、その表情も含めてお母さまはとても安堵した様子でした。実は男の子の引き取りをずっと希望していて『赤ちゃんと一緒に暮らしたい』と言っていたんです。私たちが支援していた最中の事件ということもあって心が痛いです……」(前出・千葉市西部児童相談所の桐岡所長)

 いったい何が彼女を虐待に駆り立ててしまったのか。県警は真相の究明を急いでいる。

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