例年との違いは
「昨年までは、大型献灯を掲げるには1灯につき1万2000円、小型献灯を掲げるには1灯につき3000円の献灯料が必要でした。それが今年から大型献灯が2万円、小型献灯が5000円に値上げされたのです。正直、2万円は高いですよね。値上げの要因は、資材・物価高の影響だと聞いています」
別の参加者は語る。
「正直、家計には痛いですけど、大事なのは亡くなった人のことを忘れず、偲ぶという気持ちですからね。値段や大きさはあまり関係ないと思います。5万円になってもなんとかして献灯すると思います」(献灯した女性)
値上げとなっても約100個もの献灯が集まるのは、春馬さんを慕う人が多いことの表われだろう。その活動への熱量は高く、来年の春馬さんの誕生日の4月5日には、彼の故郷の茨城県土浦市で花火大会を企画しているという。
「春馬さんは著書『日本製』で、故郷の茨城県の魅力の一つを土浦の花火だと語っています。春馬さんが生まれ育った地で花火を見て、1人でも多くの人に春馬さんのことを思い出してもらえたらと思っております」(同前)
来たる7月18日は春馬さんの命日。夏盛りに今一度春馬さんのこと思い出したい。